経済

「暴走始めた米国第1主義」と題した元東大学長佐々木毅さんのあるローカル紙の記事紹介

いよいよ米国第一主義は新たな段階に入ったようである。かねて明言されていた通商拡大法232条に基づく、安全保障を根拠にした輸入制限措置(鉄鋼に25%、アルミに10%の関税を課すという)が発動された。さらに、中国による知的財産権の侵害を理由に、通…

先日のローカル新聞に恒例の元東大学長の佐々木毅さんの「大盤振る舞い予算に思う」と題したコラムが載ってたので紹介したい

今年の年末は来年に対する楽観ムードが目立つ。日経平均株価は年末に至って年初来高値を更新し、来年は3万円に達するとの強気な見方も出ている。日本もいよいよ長かったデフレを脱し、消費者の固かった財布のひももついに緩み始めるというわけである。日銀…

政府が要請した子育て支援3000億円は日本商工会議所を除いた経団連との密約だ!!

日本商工会議所の三村明夫会頭は5日の記者会見で、政府が子育て支援に充てるお金として経済界に要請した3000億円の企業負担に反対する立場を改めて表明した。この日は記者向けに反対理由をまとめた資料まで配った。経団連が負担を容認したのとは大きく異な…

政府は今度低所得者対策として「簡素な給付措置」だそうだ こんなの経済対策とは言わない 辞めてしまえ!

政府は28日、低所得者を対象に1人あたり1万5千円を配る「簡素な給付措置」の拡充を、経済対策に盛り込む方針を決めた。住民税が非課税の低所得者約2200万人を対象とする予定で、低迷する個人消費の底上げにつなげたい考えだ。ただ、給付の時期は来…

日本民族を「礼儀正しく勤勉な民族である」と認識してる中国に限らず世界各国から崇められる日本のデフレ不況は日本国の自業自得であり、このまま行けばギリシャの二の舞?

昨年から今年の初めにかけて社会現象になった中国人観光客による「爆買い」ブームはすでに過ぎ去りつつある。ただ、決して中国人観光客が買い物を全くしなくなった訳ではなく、理性的になったという見方をすべきだろう。 買い物の数量や金額は減ったとしても…

ユニクロがついに値下げ!物価2%アップ等夢のまた夢 政府の経済政策破綻か

■ユニクロが「新価格」の値下げを断行 消費の最前線に商品・サービスの値下げ・低価格化が連鎖的に広がっている。それは、一向に抜け出せない個人消費の低迷に業を煮やした消費関連企業が、デフレ脱却を掲げたアベノミクスを見限ったかに映る。 安倍晋三首相…

東京金融市場の為替に一喜一憂する国の中枢を見るにつけ国の宰相(安倍首相)が若者に頭を使って為替で稼げと言ってるようで私は非常に不愉快である。

連休明け2日の東京金融市場は、円高・株安が大幅に進んだ。 円相場は一時、1ドル=106円10銭台まで急伸し、1年半ぶりの円高・ドル安水準となった。日経平均株価(225種)は一時、約3週間ぶりに1万6000円を割り込んだ。 日本銀行が4月28…

加速する円高、株安 感性の安倍首相の責重大だ

加速する円高、株安に安倍政権は真っ青だ。7日の円は一時、1ドル=108円台まで買われ、同日の日経平均は34円48銭高とはいえ、前日までは約3年5カ月ぶりに7営業日続落。この間の下げ幅は1400円超で、6日の終値1万5715円36銭は約2カ…

日銀の「マイナス金利政策」とんでもない狂人政策だ

大量に国債を買い、市場に巨額のお金を流し込む金融緩和を続けてきた日本銀行が、「マイナス金利政策」という新手法の導入に追い込まれた。欧州で先行例があるものの、日本では未知の政策に踏み込む。世界経済の先行きに不透明感が強まるなか、効果は出るの…

アベノミクスの失敗を指摘したエコノミストの中原圭介氏

年明け早々、百貨店の初売りでは福袋が完売し、景気のいいニュースが聞こえてきた。だが、庶民の財布は厳しいままだ。大企業の業績は上向きだが、中小零細企業は低迷、所得の格差は広がるばかり。アベノミクスの効果はあったのか。3年前と比べて経済指標を徹…

経済団体がやっと賃上げに舵切った でも考えれば急激な改革は迷惑だったの舌打ちが聞こえる?

経団連の榊原定征会長ら経済3団体トップは5日、東京都内で開いた新年祝賀会後に記者会見し、安倍政権がデフレ脱却に向け要請する2016年春闘での賃上げに前向きに取り組む考えを示した。経済同友会の小林喜光代表幹事も大企業の好業績を背景に「賃上げ…

「新聞の定期購読料」も軽減税率の対象品目にの報に噛みついた池上彰さん 私はこう思う

軽減税率の対象品目に「新聞の定期購読料」を含むことが、12月24日に閣議決定された。これを受けてジャーナリストの池上彰さんが、朝日新聞に連載中のコラムで新聞報道に対する痛烈な批判を展開している。 25日付け紙面に掲載されたコラムでは、軽減税率の適…

「軽減税率」裏表 高橋洋一

■攻防の構図 軽減税率がやっと落ち着いた。軽減税率の対象は「外食を除く生鮮・加工食品」で合意した。 筆者にとって、この騒動は来年夏の参院選(場合によっては衆参ダブル選挙)前、消費増税を延期するかどうかの前哨戦に見えた。言うまでもないが、公明党+…

高橋洋一なる方が「アベノミクス」の擁護で「木を見て森を見ない」としたが現在その木が外国人に荒らされている

このところの円安について、「実質実効為替レートで過去30~40年にかけて最低の水準」「円の実力が低下している」と相次いで報じられた。実質実効為替レートとは何か、「円の実力」という表現は適当なのだろうか。 為替レートは、特定の2つの通貨の交換…

時給1500円以上の高騰が生産性の足を引っ張る?

先日、ファストフード店の時給を1500円以上に上げるべきだ、というデモが各地で開催された事が報じられていた。 「ファストフード店などで働く人の賃金アップを求める世界的な取り組み「ファストフード世界同時アクション」に合わせ、東京・渋谷など24都道府…

日本の法人税は高いと経団連の意向を酌んだ安倍首相だったが実は騙された?

さる2月17日、政府は法人税率を2年間で3.29%引き下げる税制改正法案を国会に提出した。国税と地方税を合わせた法人税率は現在の約35%から2016年には約31%まで大幅に引き下げられる。 日本経団連は「日本の法人税率は国際的に高く、企業の競争力を奪ってい…

日銀の審議委員が春闘の見通しで物価上昇目標2%の達成には今春の賃上げが必要と発言 何故専門家は皆こう経済ルールに沿うのか当り前の事出来ないのか

日本銀行の森本宜久(よしひさ)審議委員は9日、千葉市内で記者会見し、春闘の見通しについて「賃上げがある程度行われる環境条件がそれなりにそろっているのではないか」と述べた。日銀は物価上昇目標2%の達成には、今春の賃上げの実施が欠かせないとみ…

「アベノミクス」的政策は博打であり政治がそれを推奨してる様は滑稽であり本質を忘れてる

■金融緩和に副作用は? 2014年に入って1ドル=100円を超える水準で推移していた円相場は12月5日のニューヨーク外国為替市場で、予想を上回る良好な内容となった米雇用統計を受けて円売りが加速、07年7月下旬以来、約7年4カ月ぶりに一時12…

来日したフランスの経済学者トマ・ピケティ氏の提言通りに富を持たない若者や中低所得層の配慮を安倍首相に願う

経済格差の問題を取り上げた著書「21世紀の資本」が世界的ベストセラーとなったフランスの経済学者トマ・ピケティ氏が31日、東京都内の日本記者クラブで会見し、日本は格差が拡大しており、消費増税よりも、「若者に有利となる税制改正」を実施すべきだと述…

フランス若手経済学者トマ・ピケティが来日し「アベノミクス」の弱点を斬る

いま世界で最も刺激的、かつ注目される経済学者トマ・ピケティが、フランスからやってくる。弱冠43歳のパリ経済大学教授だ。彼の新著『21世紀の資本』の英語版は700ページを超す学術書にもかかわらず、たちまちアマゾンの総合売り上げランキング1位に躍り出…