経済団体がやっと賃上げに舵切った でも考えれば急激な改革は迷惑だったの舌打ちが聞こえる?

 経団連榊原定征会長ら経済3団体トップは5日、東京都内で開いた新年祝賀会後に記者会見し、安倍政権がデフレ脱却に向け要請する2016年春闘での賃上げに前向きに取り組む考えを示した。経済同友会の小林喜光代表幹事も大企業の好業績を背景に「賃上げは当然」などと経済界として足並みをそろえた。
 日本商工会議所の三村明夫会頭は「日本経済のために賃上げには賛成」とした上で「大企業の収益が下請けに転嫁されるような効果を期待している」と強調した。
 祝賀会には大手企業のトップら約1800人が参加した。例年、首相が出席するが、安倍首相は伊勢神宮参拝のために欠席した。(共同)
 
 
これ「経済界トップ、賃上げで足並み 3団体新年祝賀会」と題した共同通信15 2128分の報道記事である。
 
 
 昨年から何度安倍さんに催促されたのだろうか、ようやく腰を上げたと言える。本心は上げたくないが、これ以上渋っていると政府の「アベノミクス」政策失敗のA級戦犯にされてしまう。だから半ばしょうがなくと言えるだろう。企業に何かあっても安倍さんも国も助けてはくれないし、ここ一昔も半ば強制的に企業献金を無心されて来た。だからこそのリスク回避の内部留保だったのに。しかもボーナスのアップではないのである。あくまでもベースのアップである。これは絶対二度と下げる訳にはいかない代物である。経営者であれば必ずや躊躇する事案である。私も経営者であるからこそ良く解かるのである。いつの時代も政治はズルイ。私はそう思っている。だがそれもここに来て赤信号が灯ってしまった。このままだったら全ての責任は経済界にされてしまう。それだけは避けねばならない。そう思っての事だったろうと思う。ホント急激な緩和等思えば迷惑だった。も少しゆっくりとした緩和策出来なかったのか。国に対する舌打ちが聞こえる。