#FX、為替
連休明け2日の東京金融市場は、円高・株安が大幅に進んだ。 円相場は一時、1ドル=106円10銭台まで急伸し、1年半ぶりの円高・ドル安水準となった。日経平均株価(225種)は一時、約3週間ぶりに1万6000円を割り込んだ。 日本銀行が4月28…
麻生財務大臣は、急速に円高が進んだことに対して「投機的な動きで極めて憂慮している」と述べ、2日以降に円売り介入する可能性を示唆しました。 麻生財務大臣:「2日間で5円(円高)というのは明らかに一方に偏った投機的な動き、極めて憂慮しています。必…
家計の貯蓄志向が強まっているようです。賃金は緩やかに上昇しているものの、生活必需品の値上げが相次いだことで、実質的な賃金が減少しているからです。 ■消費者の財布の紐は確実に固く 厚生労働省が発表した6月の毎月勤労統計は、物価の影響を除いた実質…
このところの円安について、「実質実効為替レートで過去30~40年にかけて最低の水準」「円の実力が低下している」と相次いで報じられた。実質実効為替レートとは何か、「円の実力」という表現は適当なのだろうか。 為替レートは、特定の2つの通貨の交換…
■金融緩和に副作用は? 2014年に入って1ドル=100円を超える水準で推移していた円相場は12月5日のニューヨーク外国為替市場で、予想を上回る良好な内容となった米雇用統計を受けて円売りが加速、07年7月下旬以来、約7年4カ月ぶりに一時12…
財務省は2日、目が不自由な人でも使いやすいように改良した五千円札を来年5月12日に発行すると発表した。表面左下のホログラムを覆う透明シールが楕円(だえん)形から四角形に近い形に変わり、面積も1.7倍に広がる。現行紙幣と区別しやすくするため、記番…
「935億円 あのソロス氏が円安でボロ儲け」と題した記事が週刊文春に出た。 伝説の投機家ジョージ・ソロス氏が率いるソロス・ファンド・マネジメントが、昨年11月以降、約10億ドル(約935億円)もの利益を上げたことが明らかになった。ここ4カ月で円は約20%…