私的には日本のテレビ局の中で、この局の全ての番組の芸能ナイズ番組を放送するフジテレビが大嫌いだった。このテレビ局の番組は報道等ニュースの果てまで全てが芸能ナイズ番組だったからだ。
私の所のローカル局はNHK、日本テレビ、テレビ朝日にこのフジテレビの4局だ、私が一番視たいと思うTBSは残念ながら映らない。笑い話みたいだが、私は我慢がならずフジテレビキー局の民放局に何とかTBSに代えてもらいないかと直訴した事があった。もちろんたかが県民の一人の直訴何て取り上げられない事は解かってはいたが、それほど居た堪れない気持ちからだった。それほど私はフジの芸能ナイズ番組が嫌いだった。当時流行ってた「一億総白痴化番組」そのものだったからだ。現在そのフジテレビの数年の財務諸表の状況を見れば、ここのところの成績は芳しくなく、下降線をたどっている。これは何を意味しているかを考えれば、要するにテレビ局の生命線であるCM収入が減っている事が如実に表れていると言う事であり、視聴者を甘く見てたと言う事でもある。昔の経済成長期のように芸能人とのお近づきが現在のSNSの発達で身近になった事をフジは気付かなかったと言う事だろうし、元々社のトップからして芸能人との付き合いを重視して来たツケが今ここに来たと言う事であろう。唯このテレビ社の女子従業員に芸能人へのある種の生贄的風習を強要した社風が終わってなかったと言う事だろう。
これだけの規模のテレビ社だが芸能人only気質が継続するならテレビ局としては終わり、他の部門で生きるしかないだろう。私的にはテレビ局としてのフジが無くなる日は結構だと喜ばしい感がする。