首相
安倍政権が引き起こした問題が、天皇の代替わりを利用して帳消しになされてしまうのか──。政府がいま、天皇の代替わりに合わせて国家公務員の懲戒処分の免除をおこなうことの検討に入っており、なんと佐川宣寿・元国税庁長官の減給処分も免除される可能性が…
安倍晋三首相が6日、広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)で述べたあいさつの全文は以下の通り。 今から74年前の今日、原子爆弾により、十数万ともいわれる貴い命が失われました。街は焦土と化し、人々の夢や明るい未来が容赦なく奪われま…
政治ジャーナリスト・泉 宏 2019年の7・21参院選での与党勝利を受けて、政府与党内では安倍晋三首相による党役員・内閣改造人事の行方に、関心が集まっている。 「政権の3本柱」と位置付けられる麻生太郎副総理兼財務相、二階俊博自民党幹事長、菅義…
自民党の萩生田光一幹事長代行が26日のインターネット番組「言論テレビ」で、停滞する国会での憲法改正議論を推し進めるための「改憲シフト」の一環として大島理森(ただもり)衆院議長の交代論に言及したことが与野党に波紋を広げている。同党の二階俊博…
今回の参院選は、安倍晋三首相にとって敗北だった。自民党と公明党の与党で改選過半数をはるかに超える議席は確保したが、日本維新の会を含めた改憲勢力は、国会発議に必要な3分の2を割り込んだ。しかし、その安倍氏はこの結果を受けても「改憲の議論を行う…
15日のJR札幌駅前での安倍首相の演説中、肉声でヤジを飛ばした男性が警官にいきなり強制排除された。ネット上では〈言論封じだ〉と大炎上している。 排除された本人のソーシャルメディア「note」によると、安倍首相が好き勝手に権力を行使し、庶民生…
21日投開票の参院選は、安倍晋三首相の宿願である憲法改正の行方を左右する。自民、公明両党と日本維新の会などの「改憲勢力」が、国会発議に必要な3分の2ラインを維持するかが焦点。結果次第で、国会論議に前向きな国民民主党を切り崩す動きも出そうだ…
立憲民主党の枝野代表の党名をわざと間違った! 選挙戦序盤の世論調査の数字が入ってきている。意外にも自民党が強いのだ。自民党は2013年の参議院選で65議席をも獲得したが、調査の中には「獲得予想議席数64」と、それに迫るものもある。 そうしたことに気…
安倍晋三首相の「読み間違い」が話題になっている。この現象にはいくつかの重要なテーマが内在されている。今回は本件を題材として、人格攻撃について論考する。まずは事の顛末を整理する。 起:「やみません」の読み上げ 安倍総理は、4月30日に「退位礼正殿…
背景にあるのは祖父への強い思いなのでしょうか。今月の参院選の争点の一つになっている憲法改正。安倍晋三首相は6月26日の記者会見で「選挙を通じて皆さんにぜひ、議論に参加していただきたい」と呼びかけ、憲法改正への強い意欲を示しました。では、憲法改…
安倍晋三首相は、ハンセン病元患者の家族に対し国の賠償責任を認めた熊本地裁判決を受け入れる決断を下した。国側が争う余地は十分にあり、実務を担う官僚らにとっては既定路線を覆された格好。「参院選さなかでの人気取りでは」との声も。原告らは、控訴を…
参院選で安倍晋三首相(自民党総裁)が応援演説する際、立憲民主党の枝野幸男代表を「民主党の枝野さん」と「言い間違い」をする場面が頻発している。そのたびに「毎回、党が変わるから覚えられない」などと「釈明」を加え、演説の定番文句になりつつある。 …
通常国会閉会後の記者会見で安倍晋三・首相はこう言い放った。「政策次第で年金を増やすことは十分可能だ」──。松下幸之助氏が聞いたら「やってみなはれ」と言うだろう。サントリーの鳥井信治郎氏ならこう返すかも知れない。「やらなわからしまへんで」と。 …
世間をにぎわせている金融庁の“2000万円報告書”。多くの人が、その内容の厳しさに愕然となったが、じつはこれよりも“ヤバい”文書が隠されているのだ――。 「新しい『財政検証』をなぜ速やかに出さないのか。出てこない限りは、年金制度の安心が保たれているか…
追悼式で「基地負担の軽減に全力を尽くす」と強調した安倍晋三首相に、会場の参列者からは「うそだ」「言葉は要らない」と激しいやじが飛んだ。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設で名護市辺野古沿岸部の埋め立てを進める政府に対し、県民の強い…
人生100年で生活費が2千万円足りなくなるという金融審議会のワーキンググループのレポートが大炎上したことで、年金問題が消費税増税と並んで、参議院選挙最大の争点に浮上した。 これで衆参ダブル選がなくなると報じられるが、元々ダブル選積極派だった麻生…
【テヘラン時事】安倍晋三首相が日本の首相として41年ぶりにイランを訪問し、米国との緊張緩和に向けた仲介役を買って出た。 ただ、12日の首脳会談後にはロウハニ大統領から米国をけん制する発言が飛び出し、米イランの溝を埋めるのが容易ではない現状が浮き…
元衆院議員の野中広務氏が26日、92歳で逝去した。野中氏といえば、小渕、森内閣で官房長官や自民党幹事長などを歴任、その情報収集力や剛腕ぶりから“影の総理”“キングメーカー”とまで称された政治家だ。そのため野党や各界からもその死を惜しむ声が寄せられ…
安倍政権の「生みの親」は小泉純一郎元総理である。内閣官房副長官、自民党幹事長、内閣官房長官と、次々に要職へ起用し、総理候補に育てあげたからこそ、今の安倍総理がある。その安倍政権下でも日本の劣化は止まらない。1人当たりGDPを見れば、それは…
ある研究によると、高齢の母親を「実子」か「義理の娘」かが介護した場合、義理の娘の方が精神的負担を感じやすいそうだ。かつての日本では、嫁が義父母を介護することが当たり前だったが、「人生100年時代」になって、介護の長期化や価値観の変化などにより…
公明党は真っ向から「同日選」に反対 今夏の参院選日程にあわせて衆院を解散し衆参同日選を行うという流れが、日々強くなっている。 マスコミの報道ぶりでは、過去2回の衆参同日選で自民党が圧勝したこともあり、今回も自民党が勝ち野党が惨敗するとの見立て…
安倍晋三首相は24日の衆院厚生労働委員会で、10月に予定する消費税率10%への引き上げを見送る判断をした場合、衆院を解散するか問われ「基本的には信を問うことは考えていない」と述べた。「状況等によるので一概には答えられない」とも語った。国民民主党の…
「この立場は先日の北朝鮮の短距離弾道ミサイル発射でも変わっていない」――。16日の衆院本会議で、国民民主党の渡辺周議員から「無条件」での日朝首脳会談の実現を目指す、とした方針について問われた安倍首相はこう答弁していたが、本気で言っているので…
安倍晋三首相は17日、自民党の下村博文憲法改正推進本部長と首相官邸で会談し、夏の参院選で憲法改正を訴えるべきだとの考えを示した。下村氏は会談で、党内の各派閥に対し憲法改正に関する勉強会を始めるよう要請したことや推進本部の取り組みを報告した…
4月に行われた「退位礼正殿の儀」歴史的な儀式での、安倍首相の失言が世間を騒がせた。ミスは誰にでもあるが、それを防ぐ準備は十分だったのか? 首相の姿勢が問われる。 * * * 4月30日、「退位礼正殿の儀」で、安倍晋三首相はおそらく歴史に残る大失言を…
安倍晋三首相(自民党総裁)は20日、衆院大阪12区補欠選挙(21日投開票)の党公認候補を応援するため大阪府を訪れ、街頭演説に臨んだ。今回の補選で首相が応援に立つのは初めて。四條畷市で「経済を成長させ、税収を子育て世代に振り向けてきた。10月には幼…
自民党の萩生田光一幹事長代行は18日のインターネットテレビ番組で、10月の消費税増税に関し、6月の日銀の企業短期経済観測調査(短観)が示す景況感次第で延期もあり得るとの考えを示した。「景気はちょっと落ちている。6月の日銀短観で、この先は危ないと…
自民党の財政再建推進本部(本部長・岸田文雄政調会長)は財政再建に関する提言の論点整理をまとめた。2040年代半ばまでの中長期な財政再建に向けて計画をつくる必要があると指摘した。国債の増発に関して「規模が大きくなるほど将来世代に負担が転嫁される…
平成31年4月5日、安倍総理は、総理大臣官邸で会見を行いました。 総理は、塚田一郎国土交通副大臣辞任について次のように述べました。 「石井国交大臣から塚田大臣がその意向により辞任し、後任として牧野さんを副大臣に任命したいとの申出があり、先ほ…
新元号は国書([日本古典]を典拠とする「令和」が選ばれた。安倍晉三首相は誘導を否定するものの、政府の選定手続きをたどると、虫立を装いながら巧みな説明で令和に導こうとする構図が透ける。有識者懇談会などの出席者の証言から1日の選定過程を再現し…