“ゲス不倫”の被害者?自民党の金子恵美衆院議員が一年のブランクに感想を述べたが国民の一員としてはどうもしっくりこない感がする

 「あれからもう1年がたつんですね」。今月中旬に届いたプリントを手にした自民党金子恵美衆院議員(38)は、ため息を漏らした。記されていたのは超党派の「和装振興議連」から、新年の通常国会開会日に着物での登庁を促すもの。夫で同党の衆院議員だった宮崎謙介氏(35)が、元グラビアアイドルと不倫関係になったきっかけのイベントだ。金子氏が第1子を妊娠中だったことから“ゲス不倫”と大きな話題を呼んだ。
 出産直前の夫の裏切り。当然、離婚も考えた。地元・新潟県の複数の支援者から「離婚しないなら応援できない」と言われた。子供のためと踏みとどまった当時の判断を「宮崎は議員辞職するなど猛反省している。その手を離さず、生まれ変わるのを見守ろうと思いました。その気持ちは今も変わっていません」と言い切る。
 宮崎氏は現在、友人と起こしたIT関連会社に在籍。月に数回程度、議員事務所で金子氏の事務作業を手伝っている。一方、家では息子のおむつを替え、離乳食を作り、散歩、お風呂に入れるなどのイクメンぶりという。「息子は私よりもむしろ、夫に懐いています」と笑う。議員宿舎で長男を連れて外出する宮崎氏を目撃したという自民党議員の秘書は「お子さんは相当懐いている様子で、別の日には家族3人で仲良く出掛けていた。離婚という感じはしなかった」と話した。
 宮崎氏にはことあるごとに「“同じ過ちをしたら人として信用されなくなるよね”と言っている」という。「息子に対して申し訳ないと思っているなら、その気持ちを持ち続けてほしい」。2枚目のイエローカードなら即刻“退場”と言わんばかりの強い口ぶり。永田町関係者からは「もともと宮崎氏は合コン好きなんだし、体質はいつになっても変わらない。1度あることは2度あるのでは」と冷ややか。宮崎氏が今後、IT関連会社のつきあいで繁華街を出歩くケースはある。わずかな隙につけ込まれれば…その疑念は消えない。
 金子氏は2017年初め、一抹の不安を抱えながら着物の袖に腕を通す。
 ▽騒動VTR 15年末、宮崎氏が自身の結婚披露宴で男性国会議員として初めてとなる「育児休暇取得」を宣言。賛否両論が巻き起こった。年明けの通常国会開会日に知り合った元グラビアアイドルと不倫関係に発展。金子氏は2月、男児を出産したが、週刊誌が出産直前に、京都市内の自宅マンションに女性を連れ込んでいたと報道。宮崎氏は議員辞職に追い込まれた。
 
 
これ「“ゲス不倫”議員辞職の宮崎謙介氏はイクメンしてます 妻金子議員直撃」と題したスポニチアネックス1220 829分の記事である。
 
 
私は思う。女性国会議員が子供を産み育て、女性として精一杯生きて、女性としての範を示す事に対しては何の異論もないが、少しおかしいのではと感じる事しばしばである。戦後の女性参政権を得てからの、女性の社会進出には目覚ましいものがあると同時に、男性には不可能な、子を産むと言う権利を置き去りにした事である。神代の昔から、人間だけではない。動物の本能として雄は子孫の繁栄のために家族を守り家族を養って来たのである。それが人間だけは考える脳を持ったばっかりに、雄が家族を養い、雌は子を産み子孫繁栄の要とする事を忘れたような現在だ。尚、女性国会議員は歳費を頂いて、国会議員の任期のほぼ半分にあたる期間を、国会の代議員としての務めを休み、子育てに全神経を集中する様を見ると、一国民としては何か割り切れない気持ちを覚える。もし本当に国のために子育てあるいは自分のために子育てだったら、国会議員を辞してからにしてもらいたいと願うのは私だけであろうか。