おおさか維新が「日本維新の会」になってもなんら変わらない それよりその数だけ国会議員を削減した方がまだ良い

 おおさか維新の会が23日、約2年ぶりに「日本維新の会」の党名を復活させる形で再出発した。松井一郎代表(大阪府知事)は「大阪の改革を全国に広げる」と訴え、「第三極」の復権に意欲を示したが、強烈な発信力と行動力を誇った橋下徹前代表の「政界引退」の影響は依然大きく、党勢拡大は容易ではない。
 「これ以上名称にこだわると『エリアのエゴ』との誤解を招きかねない。改革の中身にこだわっていく」
 松井氏は23日の臨時党大会でこう語り、党名変更に理解を求めた。同党は7月の参院選の結果、参院で予算を伴わない法案の単独提出が可能になった。9月召集の臨時国会は国会議員の歳費削減といった「身を切る改革」などの独自法案を100本提出する構えだ。
 橋下氏時代の党名への回帰には、伸び悩む党勢の反転の機会にしたいとの思惑もある。旧日本維新の会で臨んだ平成24年衆院選比例代表は、“橋下人気”の勢いで1226万票を獲得したものの、26年衆院選は838万票、橋下氏不在の先の参院選比例は515万票にとどまったからだ。選挙区の獲得議席も大阪と兵庫のみで、「おおさか」の限界を露呈した。
松井氏は河村たかし名古屋市長率いる地域政党減税日本」に合流を打診。旧みんなの党代表の渡辺喜美副代表を迎え、第三極勢力の結集に躍起だが、「橋下氏が掲げた『5年以内の政権奪取』を目指す」(下地幹郎国会議員団政調会長)という野望への道筋は見えてこない。(千田恒弥)
 
 
これ『「日本維新」復活で反転攻勢 「おおさか」に限界で見切り 「橋下ロス」の影響、なお大きく』と題した産経新聞8月23日2341の記事だった。
 
 
橋下徹と言うカリスマがいたからこその「維新」である。そのキャラがいなくなった「維新」なんぞ何の意味も何の存在意義も無い。松井代表なんぞ刺身のつま(無くても良いがなければ何となく)以下である。
「橋下氏が掲げた『5年以内の政権奪取』を目指す」スローガンは無きに等しい。もう止めた方が良い。政党助成金のムダである。それよりその数だけ国会議員を削減した方がまだ良い。