ジャーナリストの池上彰氏（６５）が３０日、大阪市内でテレビ大阪「池上彰の世界を知れば大阪が変わるニュースショー３」（６月２５日後６・５９）の収録を行った。
番組内で、大阪プレゼンターを務める吉本新喜劇の小籔千豊（４２）は東京の仕事がメインだが、「住民票が大阪でよかった」と、政治資金の私的利用疑惑が問われる東京都の舛添要一知事（６７）をチクリ。
「お金のスキャンダルが大阪のエラいさんは最近ない。東京の芸人さんも『お金のトラブルがある人は嫌』というてる」
これに対し、池上氏は「うっかり知事のことを言うと、都知事選挙に出る野心があると誤解される。野心は全くございません」と苦笑い。
「ニュースを分かりやすく解説できても、行政トップと能力は別。都知事選特番はやるかもしれませんが」。取材する側の立ち位置を強調した。
これ『池上彰氏舛添知事への“チクリ”なし「野心があると誤解される」』と題したサンケイスポーツの報道記事である。
昨日この東京都知事問題で東国原英夫氏（そのまんま東）を批判したばかりだが、流石池上さん人間の出来が違う。全く池上さんの仰る通りである。要らぬ腹を探られないとも言えそうだ。まぁそれだけ賢いと言うべきか。それにしても、舛添さんの政治資金規正法の不明瞭問題に乗じた東さんの行動は、私は一番嫌いである。こう言う輩は田舎では通用しないが、政治に無知で関心のない人間の多い都会だからこそこう言う道理が通るのだろう。いづれにしても風頼りの選挙、どんな原理原則を適用してもそれに当てはまらない不思議な世界だ東京は。
