辞職したのに伴う今回の選挙は、知事としての資質や「政治とカネ」への姿勢が焦点。しかし、2020年東京五輪・パラリンピックの開催や少子高齢化への対応など、都政の課題をめぐる有力候補3氏の主張や政策は具体性を欠き、違いが見えにくい状況だ。
「舛添さんは海外出張で軽々と(航空機の座席を)ファーストクラスにした。許せない」。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は14日午前の第一声でこう訴えた。
高額な海外出張費や公用車の私的利用、政治資金流用といった舛添氏の一連の問題に都民の怒りは爆発した。それだけに、3氏とも都政の透明化を主張する姿勢はほぼ共通している。
ただ、3氏の立ち位置の違いは明確だ。自民、公明両党などが推薦する増田氏は「行政畑を一貫して歩いてきた」と、中央官僚や岩手県知事としての実務経験をアピール。これに対し、自民党都連を批判しながら出馬した小池氏は「組織やしがらみを越えてまい進する。たった一人で立ち向かう」と、同都連との対決姿勢を鮮明にする。民進、共産など野党4党が推薦する鳥越氏は、安倍政権と対抗する姿勢を強調する。
一方で、現時点で政策論争は深まっていない。待機児童の解消や災害への備え、東京五輪開催費の負担問題など、山積する都政の課題について3氏とも解決を急ぐ考えは示すが、短期決戦の影響もあってか、準備不足が否めない状況。選挙戦を通じ具体的な説明が求められそうだ。(2016/07/14-18:40)
当初は今競ってる3人の争いで増田さんが地味で一歩引いてるような感じだったが、都民でもない私は、生の選挙演説を聞けず、後日のyou-tubeでしか見聴き出来なかったが、それを見聴くに、鳥越さんの拙さだけが目についた。ジャーナリストだったからは理由にならない。が日増しに政治に染まってない初々しい人の好さだけが残った感じだ。それが一般の選挙民にどう映るかが分かれ目に感じる。アンチ自公の私には是非鳥越さんに勝ってもらいたいと願っているが、残念ながら3番目になるように感じる。恐らく小池さんだろうと感じる。何故なら選挙を良く知り尽くしている感じだからだ。そして華があり無党派層や一般人に受け易いと思う。逆に増田さんは余りにもソツがなく地味で窮屈であるし、橋下徹さんのtwitterじゃないが、元都知事の石原慎太郎を連れて来た事で、票が半分に減ってしまった感は否めない事実だろうと思う。そう言う意味から私の今回の都知事選挙、1番目小池百合子さん、2番目増田寛也さん、そして結構離れて3番目に鳥越俊太郎さんじゃないかと予想したが、はたしてどうなるだろうか。