ジャーナリストの池上彰氏が16日、テレビ東京系で7月10日に放送される選挙特番『TXN選挙SP 池上彰の参院選ライブ』記者会見に出席した。東京都知事選の立候補について「自分はまったくそういうこと（政治家）にあっていないと思いますし、いちジャーナリストでありたい」ときっぱり否定。出馬を期待されること自体にも「正直にいって不本意ですね」と本音をこぼした。
「ひょっとして高く評価されているのかなと思いますが、一方で一個人としては不本意。生涯いちジャーナリストでありたいということを理解していただけないのかなと残念な気がしています」と嘆いた池上氏。「この場を借りて、重大な決意をいたしまして。東京都知事選挙の選挙特番をお受けすることにしました」と、番組出演者として関わることを宣言していた。
会見には番組キャスターを務める大江麻理子、大浜平太郎、相内優香アナウンサーのほか、ゲストの高橋みなみも登壇。高橋が「政治の知識が薄いので少しずつ、勉強しています」と明かすと池上氏は「勉強しないでください」とバッサリ。高橋が驚くと「なまじ詳しくなるとダメ。知らないことを視聴者を代表して聞いていただきたい」と期待していた。
過去の選挙特番でも池上氏による政治家への中継インタビューや候補者の独特なプロフィール紹介などが話題を呼び、2012年12初にはギャラクシー賞を受賞。2013年7月、14年12月には選挙特番民放1位を獲得した。
毎年、模型やバスツアーなど独自企画も盛り込んでいる同番組。今年の詳細は未定だが池上氏は「他局と違うことをやろうと。若い人や家族にも楽しくみてもらい政治の知識がえられるようなものがつくりたいというのは一致している」とやる気をみせている。
やはりこの池上彰さんは賢い人と言える。現状を良く理解しておられる。だが一般の人たちはそうは思えない人ばかりだった。そう言う意味においては、この池上さんは自分の立位置の解る人と思える。こう言う人に我々は国会の代議員（＝国会議員）を任せたいと思うが、今の代議員は安倍首相を含めて、到底我々の代議員にふさわしいとは思えない人ばかりである。私は提言をしたい。こんな政治とカネに疎い（裏を返せば政治とカネに汚い）人が多ければ、今始まる良識の府（参議院）の選挙は戦前の貴族院みたいに、日本国への貢献度＝高額納税者にやってもらった方が余程理に適っていると思え、それの提言を声を大にして申し上げたい。余りにも政治屋（政治家とは恥ずかしくて私は言えない）の程度が低いからである。だったらと思うのである。
