東電の昨年度通期の連結業績が原発依存時よりも多いとはこれ如何に

 東京電力の2014年度通期の連結業績見通しは、経常利益が1800億円前後に達することが17日分かった。火力発電所の定期点検や燃料調達の見直しなどのコスト削減が大きく、14年3月期の1014億円から大幅に増える。東電はこうした収支状況を踏まえ、経営再建に向けて検討していた電気料金の再値上げも当面見送る方向だ。いずれも17日午後の取締役会で決定し、公表する。
 東電は今年1月に策定した再建計画(新総合特別事業計画、新総特)で、今年7月以降に原発4基が順次再稼働したという前提で、経常利益を東電単体で1677億円確保するとの見通しを明らかにしていたが、連結での見通しは公開していなかった。今回、原発の稼働なしで前期を大幅に上回る黒字を確保できることになる。コスト削減以外では、天候不順により夏の冷房需要が増えなかったため、老朽化して燃費効率の悪い火力発電所の燃料費を抑えることができたことが主な要因という。
 東電は、再建計画で重視していた柏崎刈羽原発の再稼働が、困難な状況になっていた。そのため9月に、外部の有識者を交えた「生産性倍増委員会」をつくり、コストの追加削減について検討を重ねてきた。【安藤大介】

.これ「東京電力:原発ゼロでも増益 経常益1800億円見通し」と題した毎日新聞2014年12月17日15時00分の報道だ。

 確かに3.11大震災以後の原発依存脱却への努力は認めるが、ここまで出来るとは、正直思わなかったと言えるのではないか。と言う事は、原発依存時には逆にそれが打ち出の小槌だったと言う事にもなる。電力会社は政治屋と官僚・役人のオアシスだったとも言える。だったら原発脱却にかかる費用、天下りした役人や、それの甘い汁を飲み続けた政治屋に今後全て負担してもらった方が良い。私はそう思った。ホンに頭に来る事この上ない。でも人間である以上、これらの関係者もっと頭が良い事考えれば、このような決算の報告認める筈もない事考えれば、恐らく利益はもっと大きく倍以上は間違いなくあったのだろう。(大笑い)