10年前の悪夢が蘇った。

正に10年前の今日、2007H19)年12月22日(土)の時の事である。
その日の出来事を再現すると、休日の会社の自室で一人で出勤してプライベート年賀状を作成してた時、休憩しコーヒーを飲もうと立ち上がった正にその時午後3時頃、急にめまいが起き気分が悪くなり吐いて倒れてしまった。とにかくグラグラして立ち上がれない。また吐き気も止まらない。胃の中からモクモクと泡を吹く感じだった。目も見えなくなり、これは大変と、胸ポケットから携帯電話をとり、手探りで履歴を押した。夢中で誰かに連絡とらねばの一心だった。神の助けか、妻に繋がった。「倒れた!早く助けて!」妻は用事で車で30分の所にいるらしかった。「すぐ行くから頑張って!」との言葉で気を失って気が付いたのは救急車の中だった。その時だけ気づき、あとは処置した病院の回復室の中で45日後に目が覚めた。その間色んな夢を見た。実際三途の川(本当に綺麗な花畑だった。丁度色とりどりの秋桜畑と言った方が良い)まで見たと思ったが、天の助けか渡らず現在がある。後日妻から聞けば、うわ言を始終言ってらしい。それも「脳出血と言う病気にだけはかかりたくなかったと」言う言葉を言い続けていたらしい。(笑い)
病院に居る間中見舞客が来たらしいが、周りの患者の皆さんと私への気遣いのため、病室前に「面会謝絶」をかけたからたまらない。「えっ!ホント大丈夫か」と言ってくれる人、「やっと逝ったか」と思って喜んだ(?)人様々だったらしい。(笑い) 今でも街で10年ぶり前後で会った人等は「えっ!ホント生きてたの」等と言われるからホント可笑しいやら悔しいやらの毎日である。
そんなこんなで、なんとか現在まで無難に生きて来た!(笑い)
もし病気しなかったら会えなかっただろう人たちや、療養や介護の病院の先生や看護師の皆さんそれに入院仲間の皆さんとも会え、それなりの貴重な経験出来た事は、今後の人生において素晴らしい収穫と思える。
何とか本日で10年を迎えれた事に感謝をし、大事に生きたいと思ってる。