百貨店最大手の三越伊勢丹が正月の初売り3日からとしたことに賛意

  百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングスHD)は、伊勢丹新宿本店や銀座三越三越恵比寿店など、首都圏11か店のうち8か店で、新たに201612日を休業日にする。1598日に発表した。初売りは13日となる。一方、三越日本橋本店と多摩センター店、伊勢丹府中店の3か店は従来と同様に2日に初売りを行う。
 
   従業員の負担軽減を狙い、元日と2日の連休とする。稼ぎ時の「初売り」を3日にずらすのは異例。
 
   三越伊勢丹HDは、「2日間正月休みをいただくことで、新たな1年への意欲を高め、全従業員がより一層お客さまのご要望にお応えできる体制を整えてまいります」としている。
 
 
これ『三越伊勢丹、正月の「初売り」3日から 2日も休業日』と題したJcastニュースの報道である。
 
 
 この報道を見て私は大変喜んだ。私も商売柄良く解るからだ。交代で休めば同じだろうと言われるかも知れないが、現場で働く従業員にも当然家族もいる事だからである。せめて正月くらいは一家団欒で、おトソを呑みながらの家族との水入らずの語らいもあろうと思うからである。私の大学時代(昭和40年代)の東京では、元旦から確か3が日はどこの商店も休みだったと記憶している。4年間のうちの1年間はアルバイトしながらの田舎に帰らずの正月だったから良く覚えている。確か4日からの売り出しだったように思う。何故鮮明に覚えているかと言えば、どこも開いてなくて、飯が食えなかったからである。前もって解ってれば買い置きする手立てあったのに。それに懲りて以後の3年間は正月と言えば必ず田舎に帰ったのを思い出す。それがいつから元旦から売り出しになったのか。私も家族で初売りに行くと、元旦から仕事とは大変ですねと、必ず行った先の店員さんに声をかけるのが日課になってしまったみたいである。(笑い)
やはり経営者も従業員も人間である。そう言う意味においては私はこの三越伊勢丹のトップに良くやったと称賛の声をかけたいくらいである。それがひいては従業員のモチベーションがあがり決して-(マイナス)にはならず、かえって+(プラス)に作用すると思う。
今度東京に行ってデパートで買い物の時は必ず三越伊勢丹で買おーット(笑い)