衆院解散の是非を「大学生が小学4年生になりすまし」に激怒の安倍首相大人げないと思いきや、いらいらがかえって現実味(大笑い)

 衆院解散の是非について疑問を投げかけていた政治サイト「どうして解散するんですか?」を、NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」代表の大学生が小学4年生になりすまして開設・運営していたとして騒動になった問題で、安倍晋三首相は11月25日未明、「批判されにくい子供になりすます最も卑劣な行為」と自身のFacebookで批判した。
  「どうして解散するんですか?」は、自称小4の「中村」さんが制作し「なぜ1回で700億円もかかるのに衆議院を解散し、選挙を行わなければいけないのか?」と疑問を投げかけていた政治サイト。小学生が制作したとは思えない高度な内容からネットでは「大人がかかわっているのでは」と疑いの声も上がっていたが、公式Twitterでは「学校のお友達と作った」などと説明していた。
  しかし22日、一転して公式サイトに“謝罪文”を掲載。NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」代表理事の大学生・青木大和さんによる自作自演だったとして、本人名義で「10歳の放送部の中村を名乗り、実際は私がリプライ、コメントをしていました。皆さんに嘘をつく形となり、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪するコメントを発表した。
  安倍首相は一連の騒動について「批判されにくい子供になりすます最も卑劣な行為だと思います」とFacebookで批判。「選挙目当ての組織的な印象操作ではないでしょうが、選挙は政策を競い合いたいと思います」とコメントしている。

これ『安倍首相、“小4なりすまし”政治サイト「どうして解散するんですか?」をFacebookで批判 「最も卑劣な行為」』と題したITmedia ニュース 11月25日(火)1時53分の配信記事である。

 これが今回の解散総選挙を物語っている唯一の証である。こんな事鷹揚に受け流せば良いものを。真面目な安倍さんつい本音で応対してしまった、非常に良い例である。人間の気持ちにウソは無い。そんな事を伺わせる事例である。拙ブログで先日の23日、「この安倍首相の写真が今回の衆議院選挙を物語っている 」と題した記事見ていただければ良く解るが、喜び勇んで、まとまりのつかない野党の間隙をついて解散を決断した安倍さんではあるが、自分で一番まずいと気にしてた事を突かれ、つい本音で付き合ってしまった。これが彼の弱点でもあろう。つまりは悪い事の出来ない正直な者の最たる現象と言える。彼はどちらかと言えば私が見るにウソの付けない人間と言えると思っている。がこのような人間が逆に自信を持ってしまえば、こんなに恐ろしい事無いからだ。それが自信過剰に近い、ある意味人を寄せ付けない決断をしてしまう。それが「集団的自衛権の行使」であり「アベノミクス」の強硬策であろう。こういう場合始末に負えなくなるのが、他の廻りの人間に間髪を入れない脅しをかける事である。それが言うと言わないに拘らず、一徹に行うから始末に負えなくなってしまう。それが今の自民党であり、旧来の自民党とは違う所でもあるのである。だからこそ野田税調会長等はそれを承知で、自由に物申した筈であり一石を投じたとも言え、他の自民党員に暗黙の翻意を促したと私は思っている。このままもし自民党が安倍首相の暴走を許せば、自民党はそのまま崩壊する事、自民の議員連中解ってはいるが、火中の栗を拾う者、自分の可愛さ故に居ない。それが今の自民党である。解ってはいるが出来ない。たから焦る必要ない野党には黙っていても向こうから福がやって来る。しかし、その時間は無い。それが今だ。