素朴な疑問「ロシアは何故ウクライナに・・・」に思う

後期高齢者になった今政治に興味をもって約半世紀、毎日の新聞で交際情勢でロシアのウクライナ侵攻現状が報道されない日は無い!この現代で何故人間同士が殺し合わなければならないのか、それほど何故憎み合わなければならないのかを色々考えてみた。人間色々生活する上で気の合う仲間同士と言うものがあるし、絶対に合わないという人間同士もいる。いわゆる毛嫌いと言うヤツだ。それに例えれば今回のロシアのウクライナ軍事侵攻はロシアから見れば当然と言えば当然と言えるのだろう。

今のロシアはソビエト連邦時代さまざまな民族の母国として機能する多くの共和国から構成されていた共同体の中心国家だった。ところが時代の流れか1991年末頃からそのソ連からいくつかの共和国が脱退し、中央集権体制が崩壊してしまった。いわゆるソ連の崩壊である。ところがその時代から共産圏国家には安全保障と言う名目でNATO(北体制条約機構)と言う軍事同盟が結ばれ始め、ソ連時代の大勢の国家がそれに加盟始めていたのである。ロシアにしてみればソ連時代の仲間が米国を初めとする民主主義国家に思想侵略されるのがとてつもなく不快だったと言えたのだろう。しかもプーチン大統領が「約束違反だ」と主張するNATOの東方拡大がプーチン大統領の気に障り、言っても解らなければ殴ってもと言うのが今回の軍事侵攻の偽らざる真相と私的には考えている。