ロシアのウクライナ侵攻1年第三次世界大戦の兆しに岸田首相は大丈夫か?

 ロシアが昨年2月24日にウクライナに軍事侵攻して昨日で丁度1年になる。

1989年頃から始まったソビエト連邦の崩壊から約30年、当時からの主要国ロシアの西欧諸国への思想拡大の根幹であるNATO北大西洋条約機構)いわゆる米国の共産圏への軍事同盟の東方拡大のアレルギーが火を噴きそれがいつまでも収まらず長期化の傾向が今も続いている。人間ロシアプーチン大統領の西欧諸国への毛嫌いがあればあるほど、この戦争は終わらないだろう。これによって迷惑をこうむるのはいつも無力な国民である。考えて見れば我々日本人にとってみれば、とても理解できない事由でもある。何故このように人間が殺し合わなければならないのか?

 昔からよく言う他人より身近であればあるほどその憎しみはより強いと。ロシアにとってソビエト時代よりウクライナは兄弟以上の関係だったからプーチンの思いは特別なのだろう。だからと言って武力でねじ伏せようとする考えは現代では似つかわしくないし、それに何を言うよりもウクライナに加勢する世界諸国も世界諸国である。これでは世界諸国が第三次世界大戦を奨励してるようなものであり、狂ってるとしか思えない限りである。

 これに対してわが日本の岸田首相の政治力が見えてこない!

 生来の「聞く力」を今こそ発揮して、第二次世界大戦の敗戦国から復興し大国の仲間入りを果たした我が日本のトップとしての存在感を発揮する良い機会なのだが、宰相に付いた以来の無気力宰相にはそれも無理か?