ゴーン問題事件の渦中の日産西川社長の年酬が5億円で天下のトヨタの豊田社長の年酬が3億5千万円とはどう言うこっちゃ!

 日産自動車が、西川広人社長兼最高経営責任者CEO)の2018年度の役員報酬を前年度から大幅に減らす方針であることが28日、分かった。前会長のカルロス・ゴーン被告=会社法違反(特別背任)などの罪で起訴=の事件を防げなかったことや業績が悪化した責任を重くみた。関係者が明らかにした。
 有価証券報告書によると、日産が17年度に西川氏に支払った報酬は約5億円。関係者によると、既に報酬を大幅に減らすことは固まっている。西川氏が報酬を自主返納するという形を取る可能性もあるという。
 
 
これ「日産、西川氏の報酬大幅減 18年度、ゴーン事件で責任」と題したKYODO 5/28() 22:43の配信記事である。
 
 
日産西川社長の報酬がこれではゴーンさんを批判は出来ないだろう。
生来のアンチトヨタで日産ファンとしてはガッカリと言うより怒りさえ覚える。昭和の4546年代に日本の自動車界の双璧だった日産がここまで差を付けられるとは。日産に至ってはホンダにまで抜かれ第3位に甘んじてしまったその訳が自ずから解って来た感じがする。トヨタは世界的企業とはいいながら、内的には未だ個人商店の延長に見え、ダサさが取れないが、それに比し日産は昔より精錬された都会企業の代表だった。それが業績は落ちても「武士は食わねど・・・・・」が取れないみたいだ。
昭和の4546年代には日産は輝いていた。今と違って当時には自動車の種類はいくらもなく、トヨタにはクラウン、コロナ、カローラそれにパブリカの4車種、日産にはセドリック、ブルーバード、サニーだったから選ぶにも楽な時代だった。面白いのがイスゞ自動車のベレル、ベレットと言う乗用車があり、日野自動車の後部エンジンのコンテッサと言う乗用車もあり多彩だった。
話を戻せば、超大企業のトップの報酬と言うのは、我々国民いや零細中小企業の経営者にも理解しかねる報酬体系だと言うのが正直な気持ちである。
ゴーン逮捕後の日産はどうなっていくのだろうか? 私にはこれでまたゴーンが取り戻した再生日産の以前に戻るのではと心配している。