28日朝、トランプ大統領夫妻に別れのあいさつをされた天皇皇后両陛下。にこやかに話をされ、すっかり打ち解けた様子がうかがえる。初の国賓をもてなす大仕事を終えられえたお二人。令和時代の新たな皇室の国際親善の幕開け。随所に見られたのは皇后・雅子さまのお心遣いだった。
27日の宮中晩餐(ばんさん)会ではこんなシーンが。祝杯のグラスに迷ったのか少し目線を泳がせるトランプ大統領。すかさず雅子さまが何かをささやかれる。そして、雅子さまのフォローが功を奏したのか晩餐会は滞りなく進行した。
ご結婚前、外務省に入省して5年目の雅子さまが日米の外交交渉の場で通訳を務められた貴重な映像が残されている。1992年、当時の宮沢総理が主催した午餐(ごさん)会の映像にも海部元総理らの後ろに雅子さまの姿が。外国の友人とあいさつする場面ではすかさずフォロー。その後、婚約が内定し、惜しまれながらも外務省を離れられた雅子さま。元外交官のプリンセスとして新たな皇室の国際親善を陛下と二人三脚で歩み始めた。
ご成婚から1年半後には初の海外訪問も。サウジアラビアなど中東4カ国を訪れた。初めての海外ご公務も皇太子妃として堂々とお務めになった。その後、様々な壁が立ちはだかるなか、思うような国際親善ができなかった時期もあった雅子さま。2006年には親交のあるオランダ王室の招きでご静養されるなどした雅子さま。2013年にはオランダへ公式訪問されるなど再び活動の幅を広げつつある。今回、晴れやかな笑顔で皇后としての国際親善デビューを飾り、令和の新時代に新たな一歩を踏み出された。
これがニュースになるとは本当に皇后さま何もやってなかったという事か。
普通の主婦でも皇后さまの行動は当り前では?と思う。
この当たり前の行動が特別に見られたとは、皇后さまあるいは小和田家にとってみれば本意ではないのではと思われるが、皇室に入られてから今までの行動を考えれば、小和田家の皆さんはそこまでは考えず、心から喜んでいるのではと思われる。
逆説すれば今までそれだけ注目する場に出てなかったという事にもなる。
だが天皇皇后家にとってみれば一歩前進という事か。