安倍三選が終りさあこれから「憲法改正」と目論む安倍さん、その責任者に下村さんとは何を考えている?

 自民党下村博文憲法改正推進本部長は19日、国会内で公明党北側一雄憲法調査会長と会談し、24日召集の臨時国会で党改憲条文案を提示したいとの意向を伝えた。高村正彦前副総裁が引き続き、公明党との調整役を務めることも伝達。衆院憲法審査会幹事でもある北側氏は与野党協調を重視し、幹事に内定した下村氏に対し、憲法審の丁寧な運営を求めたとみられる。
 下村氏は国民民主党原口一博国対委員長とも国会近くで会談した。原口氏は自民党条文案のうち、自衛隊の存在明記について「意味がない」などと否定的な考えを伝えた。野党人脈の乏しい下村氏は改憲を巡るパイプ作りが課題で、地方議員時代からの知り合いの原口氏に交渉の糸口として接触したようだ。
 自民は臨時国会で今年度補正予算案の審議後、速やかに国民投票法改正案の審議を再開し、成立後に党条文案を提示するシナリオを描く。しかし野党は改憲国民投票の賛否を呼びかけるテレビCM規制の強化を求めており、自民党が会期内に提示できるかは見通せない。【田中裕之、遠藤修平】
 
 
これ「<臨時国会改憲案提示、下村氏始動 各党温度差浮き彫り」と題した毎日新聞10/19() 22:09の配信記事である。
 
 
 自民党総裁選で3選した安倍晋三首相が憲法改正への強い意欲を改めて示す中、連立を組む公明党が早速「待った」をかけている。党是に「平和」を掲げる公明党。安全保障関連法などは最終的に容認したが、9条改正への拒否感は支持母体・創価学会内で比べものにならないほど強い。来夏の参院選までは議論自体を避けたいのが本音で、議論を求める自民党側との駆け引きが続きそうだ。【木下訓明】 
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憲法改正公明党とだけ調整を先行して(改憲案を)出すことは考えてない」。山口那津男代表は21日のBSフジの番組で、自公両党の枠組みで憲法改正の協議をすることに否定的な見解を示した。

 念頭には、首相が20日、総裁選3選直後の記者会見で「改正案の国会提出に向けて友党の公明党との調整を行いたい」と発言したことがある。首相は総裁選で、10月下旬に召集予定の臨時国会自民党改憲案の提出を目指すと繰り返していた。今秋から冬にかけて自公協議をしたいというメッセージだ。

 首相は、9条第1項(戦争放棄)、第2項(戦力不保持)を維持しつつ、自衛隊を明記する改憲案を主張。総裁選中は「与党で賛成を得られる条文にする責任が自民党のリーダーとしてある」と述べ、自身の案は公明党も受け入れ可能だとの考えをにじませた。自公で改憲案をとりまとめ、日本維新の会など改憲勢力を引き入れて国会発議に踏み切りたいとの思惑がある。

 公明党は2012年の第2次安倍政権発足後、党内や創価学会内で反対論が強い法案で何度か押し切られてきた。集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法も容認。支持者らからは「平和の党の看板を捨てるのか」などの反発があった。

 しかし、党関係者は「これまでの法案と9条改正は別物だ」と語る。自公協議に応じれば、最重視する来春の統一地方選、夏の参院選を前に、9条改正への拒否感が強い支持者や世論の矢面に立つことになる。昨秋の衆院選では議席を減らし、「公明党らしさの発揮」が課題となったばかり。党幹部は「与党協議の話は、山口氏にこのまま自民党を押し返してほしい」と語る。

 
 
こっちは『首相改憲 公明党苦慮再び 参院選控え、「9条」拒否感』と題した毎日新聞924 2313分の配信記事である。
 
 
財務の麻生さんやこの下村さんを起用する安倍さんと言う男、人間としての気配り持ってるのだろうか? 国民への気遣いまるっきりの0である。
「モリカケ」問題の最大の責任者だった麻生さん、そして下村博文さんは未だ解明されていない「モリカケ」問題の加計学園からの違法献金問題等々、少なくとも今後を考えれば野党との折衝の関係からして、絶対に起用すべきではなかったお二人である。それを考えたか考えなかったかは別として普通は選ばない人選である。それを平気で・・・・やはり安倍さん普通の人じゃない!自らの1丁目1番地とする「憲法改正」でどうしても野党の協力は必要不可欠なのに、その責任者に下村博文さんとは、いくら有能とは言えそれは協力を仰ぐ野党をバカにしてると思われても仕方がないと思われる。こんな事からも「憲法改正」問題公明党との関係も併せて成功する訳がない。