「今国会で改憲発議を急げ」
「安倍首相が焦って参院選前に改憲発議を強行すれば当然、9条改正に慎重な公明党、支持母体の創価学会は反発する。自公は参院選で選挙協力を組み、年末(12月21日)には5人の公明党の予定候補者が自民党本部で安倍首相から推薦証を受け取った。しかし、その場に同席した山口(那津男)代表は参院選候補予定者だが、まだ自民党の推薦を受けていない。もし安倍首相が通常国会で改憲発議を強行しようとしたら、公明党は山口氏を先頭に大臣を引き上げ、連立解消に動くでしょう」
「公明党の離脱で3分の2を失えば、自民党が公明党の“後釜”として、国民民主党を抱き込む可能性が出てきます。国民民主党は、政権批判だけではなく提案を重視するという『建設的野党』路線を掲げたから、もし安倍首相から直々に要請されたら、玉木雄一郎代表や泉健太政調会長らが舞い上がってしまい、少し暴走気味に連立入りしてしまうことが考えられます」(同前)
これ「9条改憲案提出で公明党が野党へ 自民+国民民主の改憲連合も」と題したNEWSポストセブン1/5(土)7:00の配信記事だ。
この記事の考えは理解するがチョット拙速だ。
何故なら国民民主党を余りにも甘く見てて理解をしてない。
そもそも国民民主党は前の民進や国民の流れをくむ絶対的野党だ。例え新党に参加したとしても、自民党とは組む筈は100%あり得ないからだ。百歩譲って考えが変わったとしてもそれは自殺行為と言うものだからだ。何故ならそれは解党を意味するからだ。存在そのものが否定されるからである。それより悩めるのは公明党の方である。現在までの長年の与党生活、余りにもぬるま湯につかり過ぎたといって良い。だがそれを放棄するまでには至らない。何故なら公明党があるは憲法違反のそしりを受けてまでも政教一致の創価学会の下請けだからだ。だが公明党と言う文字通りの“平和”の党が安易に自民と妥協すれば、その先には創価学会の“肘鉄”が待っている。それだけではない、最終関門の国民投票が待っている。否決が確実視されてる今そんな無謀を公明は選択する筈もない。行くも地獄退くも地獄である。いや残るも地獄と言えようだ。