皇后さまは20日、84歳の誕生日を迎え、これに先立ち、宮内記者会の質問に文書で回答された。
陛下は天皇として「全身」と「全霊」で務めたが、加齢と共に「全身」で、という部分が果たせなくなると感じ、退位を巡る気持ちを伝えられたと振り返られた。
「皇太子妃、皇后という立場を生きることは、決して易しいことではありませんでした」とつづられた。義務を果たしつつ新たに気付かされたことを心にとどめていくうち、「60年という歳月が流れた」という。
代替わり後は、陛下のそばで、皇太子ご夫妻が築かれる「新しい御代(みよ)」の安泰を祈り、穏やかな日々を過ごせるよう願われている。
宮内庁によると、皇后さまが誕生日に際して記者会の質問に回答するのは、今年が最後となる。
これ「新しい御代の安泰を祈りたい…皇后さま84歳に」と題した読売新聞10/20(土) 5:06の配信記事である。
民間から嫁ぎ、その筆舌し難いご苦労は並大抵ではなかったものと推察する。
やはり正田家と言うご家庭の質の高さに敬服もしたいとも思う。
あの気配りの仕方は普通の人には到底真似のできないものである。
民間から皇室に嫁ぎ、実家と縁を切るくらいの覚悟は、普通の人間には到底無理で、そのお気持ちはいかばかりかと他人ながら、1国民として敬服の言葉もない。
思うに民間出の人間だからこそ天皇の苦悩が理解でき、東宮家の頼りなさが退位と言う形で今後の皇室の背中を押したものと私は理解してる。それにつけてもこの皇后の苦悩を本当に雅子妃のご実家は理解してるのか疑問である。
この上は色んな煩悩は捨て健やかに長生きされる事をお祈りしたいものである。