福田康夫元首相が法9条改正に疑問を投げ掛けた事は、プライドの高さ故の嫉妬心か?

 福田康夫元首相は28日、東京都内で講演し、自民党が目指す憲法9条改正に疑問を投げ掛けた。集団的自衛権を一部容認した憲法解釈変更に触れ「当面はそれでいいのではないか」と述べた。
 
 自民党内の議論については「『改正しなきゃいけない』というのが先に来ている。『中身より通りやすいものを』という感じだ。本当に良いのか」と苦言を呈した。9月の党総裁選に関しては「各派閥のリーダーがみんな出て、政策を競う場にしたらいい」と活発な論戦に期待を示した。「誰も出なければ安倍晋三首相がずっと続けることになる。習近平中国国家主席みたいに」とも語った。
 
 
これ『福田元首相 憲法9条改正、必要性に疑問』と題した毎日新聞201831日の東京朝刊の記事である。
 
 
確かにこの福田康夫元首相の言う通りと私も思う。集団的自衛権を一部容認した憲法解釈変更は何だったのかともなるからだ。あくまでも改憲までの一時しのぎだろうと言う事だったのかも知れないが、だったら解釈変更等しないで中央突破でやりゃよかったのに、国民の理解が難しいと踏んだからの所業だ。余りにも国民を愚弄している。でもこの元首相のこの発言はそれだけではない筈だ。あの首相辞任時の会見発言「他人事のようにというふうにあなたはおっしゃったけれども、私は自分自身を客観的に見ることが出来るんです。あなたとは違うんです!」の言葉で見る通り、東大出のプライド強気堅物首相だった自分自身に比べて、こんな軽い何の苦労もなく他人のレールを通って来た、若造(安倍首相)がこんなにも長期政権を保ってる事に我慢がならなかった、言わば嫉妬に近い感情が彼の政策の全てを否定したい感情が背中を押したと言って良い。それに、好き嫌い別に自民の議員連中は地元に変えれば、この元首相と同じ事言ってるのだから世話ないという事か。大体政権党何ていつもこんなものである。