選挙後に自民との連立も排除しない「希望の党」とは何て言う政党なんだ?

 希望の党小池百合子代表(東京都知事)は5日、衆院選(10日公示、22日投開票)の対応をめぐり、民進党前原誠司代表と東京都内で会談した。前原氏は小池氏に衆院選出馬を要請したが、小池氏は「考えていない」と固辞した。小池氏は会談後、記者団に選挙後の首相指名について、自民党社会党委員長(当時)の村山富市氏を首相候補とした例をあげて「水と油で手を結んだこともある」と述べ、自民党を含め他党との連立を排除しない考えを示した。
 希望の党首相候補について小池氏は「どういう旗頭で戦うかを整理していきたい」と説明した。「首相指名は衆院選が終わってから、いろんな結果を受けて行うものだ」とも述べた。これに対し、前原氏は「(小池氏が)出馬しないなら、早急に(首相候補を)決めないといけない」と語った。また、前原氏は小池氏に自らは首相指名の候補にはならないと伝えた。
 小池氏は衆院選単独過半数(233議席以上)で政権を目指すとしているが、5日現在では候補者数も過半数に達していない。首相指名での対応を明らかにしないのは、獲得議席数に応じて、選挙後に連立を含めた選択肢を確保しておく狙いがある。
 小池氏が言及した村山内閣の例では、1994年に自民党社会党新党さきがけと連立を組んで政権復帰した。選挙結果によっては、対立していた政党とも連立を組む可能性を示唆したもので、自民党が念頭にある。
 小池氏は「安倍1強を倒す」と語っている。5日は記者団に「少なくともこの戦いにおいては安倍政権に対峙(たいじ)していく」と語った。また、公明党への直接的な批判は避けている。
 安倍政権とは対決するが、自民党公明党とはまた別の対応がありうるとの姿勢だ。小池氏の連立構想は、安倍晋三首相の退陣の可能性もふまえ、「ポスト安倍」候補との連携も視野に入れているとみられる。
 希望の党は5日、第3次公認を発表し、公認候補は計202人となった。衆院過半数まで31人以上の候補者が必要だが、党関係者は「比例候補を上積みして過半数の候補を確保するめどがついた」と語った。【円谷美晶、篠田直哉】
 
 
「<希望の党>自民と連立排除せず 小池氏、安倍政権とは対決」と題した毎日新聞10/6() 6:30の配信記事である。
 
 
もし上記でこれから国民の負託を受けようとする身であるならば、余りにも身勝手の驕りと言える。少なくとも国民の常識を外れてる。本当にそこまで支持されると思っているのだろうか。話を総合すれば、何の事ない自民の補完勢力じゃないか。正規の二大政党制を論じる資格等無い!しかも、ここでは論じてないが、自民と連立を組む公明党もいるのである。それに対しても同じと言わねばならない。こんな勢力選挙前に論じるのも不愉快である。