希望の党の小池代表(東京都知事)選挙後の首相指名選挙でキャスティングボートを握るつもりなら小池百合子と言う女恐ろしく機転の利く女と言わねばならない

 希望の党の小池代表(東京都知事)は5日、10日公示・22日投開票の衆院選対応をめぐり、民進党の前原代表と東京都内のホテルで会談した。
 前原氏の出馬要請に対し、小池氏は固辞した。希望は今後、衆院選後の首相指名選挙の候補について調整を進める。
 会談では、前原氏が「衆院選は誰を首相に選ぶかの選挙だ。(希望)代表の小池さんが衆院選に出てほしい」と要請したが、小池氏は「最初から私の衆院選出馬はない」と断った。安倍首相を退陣に追い込む方針では一致した。
 憲法67条の規定で、首相は国会議員の中から指名することになっている。両氏は速やかに希望の首相候補を決めることを確認した。小池氏は会談後、記者団に「結党メンバーとともに、どのような形がいいかを整理したい」と語った。希望は党規約で複数の代表を置けると定めており、首相候補となる国会議員を共同代表とする案が想定される。
 小池氏はまた、「首相指名は、衆院選が終わってから色んな結果を受けて行うものだ」と記者団に強調した。自民、社会、新党さきがけの3党連立による村山内閣が1994年6月に発足した際、自民党社会党委員長の村山富市氏を首相候補に担いだことを例に挙げ、「当時、自民党はとにかく政権を奪取するために禁じ手を使った。色んなことがあると、過去の例を見て振り返ったところだ」とも語り、他党との連立を選択肢として検討していることもにじませた。
 
 

これ『小池氏「首相指名は衆院選後に」…連立も検討か』と題した読売On Line20171005 2142分の配信記事である。

 
 
関係のない事だが、この拙ブログで読売新聞の記事に対しての風刺記事は、2009年7月6日の開設以来毎日アップしてたが、この8年余りで初めて取り上げたものである。この安倍政権の御用組合新聞社の記事は私は殆ど見なかったと言う事になるだろう。それだけ毛嫌いしてた裏返しでもある。
この記事によれば、いやよらなくとも、先日の記者クラブ党首討論会の小池代表の答弁聞いても、首班指名時の対応は、選挙結果を見てからと言う事だったが、これには凄い伏線があると私は思っている。小池代表は野党の闘いと口では言ってるが、話しているニュアンスは、殆ど自民党の補完政策に他ならない。と言う事は、裏を返せばそれらの半分をとって、議席が拮抗した場合は、自民党の左側の安倍不満分子と手を結び、安倍1強と対峙するつもりではと私は見てる。それが石破さんなのかは解らないが、権力志向の強い小池さんの事だ、このようなサプライズ現象はあり得ると思っている。何故なら自公は過半数は割らないとは思うが、かなりの取りこぼしが起きる事は確実とされるからだ。いくら来年12月に衆議院の任期が満了すると言っても、憲法改正を目前にの現有議席23を捨てての解散はどうしても理解し難いからである。権力者たるもの、1度で良いから自らの胸先三寸で勝手に出来る権利の「伝家の宝刀」を抜いてみたいものだろう。しかし現在、総裁の任期1年延長しての三選は現在では不可能となったからに他ならない。ためにその「伝家の宝刀」抜くのは今しかなかったし、「森友・加計学園問題」をうやむやにも出来る好機と言えた。だからこそ「大義」等無いに等しいと言えるのである。国民はこのような「森友・加計学園問題」のような権力者の不正は一番嫌う。そう言う意味からも、自公はこの選挙負ける事はあっても、勝つことは殆ど無いに等しいと言える。予めそれを予想してのキャスティングボートを握るつもりなら、小池百合子と言う女恐ろしく機転の利く女と言わねばならない。小沢一郎も嫌な事教えたもんだ!