今回の選挙で希望の党と日本維新の会との連携を仲介したのかの竹中平蔵だそうだ、だとすればロクな事ないからやめた方がと言いたい!

 衆院選に向けて、希望の党を率いる小池百合子東京都知事と、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事が選挙での連携に合意した。両氏は大村秀章・愛知県知事を交え、地方分権改革などの連携もアピール。安倍晋三首相への姿勢で違いを抱えつつ、選挙戦術上の利害が一致した。一方、民進党では再び混迷が深まっている。
三都物語とでも名づけましょうか。東京、愛知、大阪が連携することで、日本を牽引(けんいん)していく」
 大阪市内で開かれた記者会見。小池百合子氏が笑顔で語ると、松井一郎氏も「3大都市で改革を引っ張っていく」と賛同した。衆院選前に急きょセットされた3知事の会談の内実は、希望と維新の候補者調整を確認する場だった。
 小池氏と松井氏。東京と大阪を地盤とする政党代表が関係を築いたのは、衆院解散が確実視され始めた9月20日が始まりだ。
 その夜、東京都内のホテルの和食料理店。小池氏と松井氏が向き合っていた。同席したのは、橋下徹・前大阪市長竹中平蔵・元経済財政相。小池氏が個人的に松井氏に会うのは、これが初めてだ。
 松井氏は東京と大阪の行政課題などを話題に小池氏と語り合い、「東京で大改革を進めてください」とエールを送った。
 松井氏は安倍晋三首相や菅義偉官房長官に近く、7月の東京都議選自民党と対峙(たいじ)した小池氏について、「(政策の)中身がわからない」などと批判していた。関係者によると、この日は互いの警戒感もあり、衆院選での連携までは至らなかったという。
 会食をセットしたのは竹中氏だ。「構造改革」を進めた小泉内閣で、小池氏とともに入閣。一方で、橋下氏が2012年に日本維新の会を立ち上げた際には、候補者公募の選定委員長を務めるなど、維新のブレーン役を担った。東京と大阪のトップがすれ違う状況のなか、竹中氏は「一度会ってみて話してみたら?」と双方に会談を持ちかけたという。
 会談を境に、松井氏と小池氏は連絡を取り合うようになり、発言でも歩み寄りを見せるようになる。
 松井氏は22日に記者団から小池氏について尋ねられ、「都議選であれだけ勝利したんだから手腕がある。政治は結果だ」と持ち上げた。小池氏も29日の記者会見で松井氏について「同じ改革の志は大切にしていきたい」と述べた。
 会談に立ち会った橋下氏は27日、ツイッターで「小池さん、松井さん、前原(誠司)さんは(中略)棲(す)み分けの密約を交わすべき」と呼びかけた。
 その内容の通り、小池氏と松井氏は30日の記者会見で、東京と大阪ですみ分けることを表明した。

イメージ 1

 

 
■安倍政権との距離感に溝
 小池百合子東京都知事希望の党代表)と松井一郎大阪府知事日本維新の会)、大村秀章・愛知県知事が30日、大阪市内で会談し、地方分権の推進を共同で訴えていく方針で一致。これまで互いに距離を置いていた希望、維新両党が、衆院選で勢力拡大を図るために接近したが、政権への姿勢をめぐり、なおも溝がある。
 小池氏、松井氏と大村氏は、共同記者会見で「地方分権の推進」などを進めることで合意したと説明した。小池氏は衆院選で「3知事がそろった街頭演説なども考えていきたい、という話もした」と明かした。
 連携の旗印には「地方分権」が掲げられたが、小池氏、松井氏には選挙をにらみ、手を結ぶ事情がある。
 突然の新党立ち上げ以降、衆院選の「台風の目」となっている小池氏だが、東京以外で希望への支持がどの程度広がるのかは未知数だ。希望が改憲の具体例として地方分権を挙げるのも、「地方への支持浸透を図るため」と希望関係者は明かす。「地方政治のリーダー」を印象づけるため、松井氏や大村氏だけでなく、他の知事との連携も模索しているという。
 さらに維新と選挙区をすみ分け、連携する姿勢を示せば、民進前職らの合流による「第2民進党」との批判をかわす材料にもなる。そもそも維新が勢力を誇る大阪では「小池氏でも進出は困難だろう」(自民党ベテラン国会議員)と言われ、衝突は得策ではない。
 一方、維新は、勢いに乗る小池氏との連携で党勢回復を狙う。
 維新は、前大阪市長橋下徹氏が率いて初めて臨んだ2012年の衆院選で54議席を獲得。しかし、その後、分裂や橋下氏の「政界引退」などを経て衆院解散前は15議席になっていた。来年秋には維新の看板政策の「大阪都構想」の住民投票実施を目指しており、今回は50~60人の候補者を立てる方針だが、行財政改革改憲の方向性が重なる希望が登場。希望との連携は「小池人気で票が持って行かれる」(幹部)という焦りが背景にある。
 ただ、松井氏や橋下氏は、国際博覧会(万博)の大阪誘致やカジノ解禁法などで、安倍首相や菅義偉官房長官の協力を受けてきた。憲法9条改正案を検討するなど安倍政権の補完勢力と見なされてきた。「反安倍」を鮮明にする小池氏との連携は、安倍政権との関係に溝をつくりかねない。希望との本格的な選挙協力ではなく、選挙区のすみ分けにとどめたのは官邸への最大限の配慮だ。
 両者の政権に対する姿勢の違いはこの日も記者会見で垣間見えた。小池氏は「アベノミクスが行き詰まりを見せる中、地域の改革を進めないと」と政権への対決姿勢を示した。しかし、松井氏は、政権批判をひと言も口にしなかった。
 
民進、「選別」めぐり混乱
 希望から「排除の論理」で立候補予定者を選別され、事実上、連携の枠外に置かれた民進党の足元では混乱が広がっている。
 30日に党本部であった全国幹事会・選挙対策担当者会議では、前原誠司代表が「一両日中に方向性は出す」と述べて理解を求めたが、地方組織の選挙担当者の不満は収まらなかった。
 「『我が党の仲間の一部はいらない』と数カ月前まで仲間だった(希望の)幹部から発言が相次いでいる。不安になるなと言われても納得できない」(宮崎県連の渡辺創幹事長)、「選別はないと明確にしないと厳しい状況になる」(北海道連の市橋修治幹事長)。こうした声に前原氏は「公認と政策は自分と小池さんが決める」と強調し、党の決定方針に理解を求めた。大阪の担当者は「(選挙で)ガチンコ勝負してきた維新と一緒に府連の事務所を構えるなんてぞっとする話だ」とぶちまけた。
 この日も、小池氏側近の若狭勝・前衆院議員と民進玄葉光一郎元外相との間で公認調整が断続的に続いた。希望から合流条件として安保法制や憲法改正への賛成を求められる一方で、希望の立候補予定者が優先されて民進出身者は大臣経験者も選挙区替えを強いられるとの観測が流れる。そんななか、民進内では合流を拒否する議員を中心に「リベラル新党」を模索する動きが広がる。
 党執行部の辻元清美幹事長代行は会議の後、無所属での立候補を宣言した。党重鎮は「旗を揚げるのは枝野(幸男代表代行)だ。代表選で枝野を支援した人たちが参院のしかるべき人たちと一緒にやるしかない」と語り、10月10日の公示までに新党の立ち上げを急ぐべきだと訴えた。
 野党4党での共闘を求めてきた共産の志位和夫委員長は30日、小池氏と維新の接近を「自公の補完勢力同盟だ」と断じつつ、民進内のリベラル派に秋波を送った。「ぜひ連携していきたい。私たちの共闘は門戸を閉ざすことはしない」
 
 
これ『小池氏と維新、竹中平蔵氏が仲介 橋下氏も「密約を」』と題した朝日デジタル20171010805分の配信記事である。
 
 
あの小泉政権時の「郵政民営化」全て仕組んだのはアメリカの犬コイツだ!
学者の皮をかぶった刺客と言って良い!
当然ながら、コイツが入ったのは、落目の維新を救うために他ならない!
恐らく橋下でも頼んだのだろう。
いづれにしても偉い事言ってるが所詮はまやかしだ!
それ以上何も無い。