東京都知事選挙に見る政権党自民党の民主主義否定の独裁政治

 自民党東京都連会長を務める石原伸晃経済再生担当相は4日午前、都連幹部の会合で、先の都知事選で推薦候補が敗北した責任を取り、会長辞任を表明した。
 内田茂幹事長(都議)ら他の幹部4人もそろって辞任し、けじめを付ける。
 小池百合子都知事は同日、就任あいさつで自民党本部を訪れ、二階俊博幹事長と会談。知事選対応をめぐる小池氏の処分問題について、二階氏は「ぎりぎりやり合うことは意味をなさない」と慎重に判断する意向を示した。
 小池氏は二階氏に対し、自らを支援した自民党若狭勝衆院議員や一部区議らの処分について「ぜひ寛容にしてほしい」と要請。二階氏は「すぐに答えは出ない」と述べ、時間をかけて検討する方針を説明した。
 
 
これ「石原都連会長ら引責辞任=小池氏処分は慎重判断―自民」と題した時事通信 84()1151分の配信記事である。
 
 
 いつもそうである。不祥事とは言っても政党内の不祥事はその政党の役を辞すれば済むと言う事である。我々国民・選挙民は、当選して議員の肩書がついてしまえば、もう我々の手を離れてしまい我々の権限は及ばなくなる。こんな不可解な事無い。政党の役を失っても、議員の職は失わないのである。そんな飾りの役等いくら何度も失っても別に議員にとって支障等ないのである。
 何か政治はあの政権交代の時の緊張感がまるでない。とにかく安倍政権になってから全てと言う全てが、我々国民からの支持100%と思い込み、好き勝手に何でも出来ると思われ、その通りに好き勝手にやられてしまってる。形を変えた民主主義の崩壊と言える。もちろん我々国民の自己責任になるのは違いないが・・・・・・・・・