「おおさか維新の会」が船出した「5年後には衆院で過半数まで行ける」とは幻想に近い

 「おおさか維新の会」の橋下徹代表(大阪市長)は31日、大阪市内で開いた結党大会の後、記者会見し、「6人の大阪府議でスタートし、5年でここまで来た。同じ加速度なら、5年後には衆院過半数まで行ける」と述べ、政権獲得に意欲を示した。
 結党大会には、維新の党を除籍された大阪系の国会議員を中心に衆院議員13人、参院議員5人が出席。所用で欠席した参院議員1人を加えた19人がおおさか維新に参加する。ただ、維新執行部が大阪系の議員に対して党員名簿の返還を求める民事訴訟を起こしたほか、大阪系に対する告訴状を東京地検に提出。双方の対立が先鋭化する中での船出となった。
 橋下氏の会見には、松井一郎幹事長(大阪府知事)も同席し、「自民党でもない、野党大連合でもない政党が日本に必要だ」と強調。1122日の大阪府知事・市長ダブル選をにらみ、改革姿勢をアピールした。 
 
 
これ『橋下氏「5年で政権獲得」=おおさか維新、衆参19人で結党』と題した時事通信 1031()166分の配信記事である。
 
 
 不思議だ。橋下徹代表(大阪市長)が未だ以前の支持あると思って居るのだろうか。
 だとしたらかなりの政治オンチである。どんな人間にも時の勢いと、タイミング+αと言うのがある。彼の場合は時既に逸した、タイミングを逸した黄昏だ。その証が「大阪都構想」の挫折である。確かに半数が支持してはいるが、政治家橋下徹は支持されなかった。それを今更「5年後には衆院過半数まで行ける」とは幻想だ。それだけあの時の橋下徹への熱狂さはもう無い。それに本人が気づいていない事の方が重大だ。政治を甘く見てもらっては困るのである。とうにメッキは剥げてしまったのである。やってみたら良い。どうぞと言いたい。