大阪府門真市園部市長の不明朗旅費お発覚 得てして現代の政治屋昔の政治屋より劣る気がする

 ◇政党支部から2011~13年
  大阪府門真市の園部一成市長(76)が2011~13年、自身が作成に関わったとみられる手書きの領収書と引き換えに、代表を務める政党支部から旅費として計360万円を受け取っていることが分かった。領収書の金額は30万、40万、50万円の3種類だけだった。交通機関やホテルが発行したものは何も添付されておらず、行き先や具体的な使途を伏せたまま多額の現金を受領していたことになる。
園部市長は毎日新聞の取材に、2月25日付の文書で「政治活動の自由の観点から回答を控える」と回答し、360万円の使い道についての説明を拒んだ。
  政党支部は「自由民主党大阪府門真市第一支部」。毎日新聞政治資金収支報告書を情報公開請求した。
  収支報告書によると、「調査研究費の研修会参加費等」の項目に旅費と書いて、園部市長に計360万円が支出された。11年は50万円2回と30万円1回(計130万円)▽12年は40万円2回と30万円1回(計110万円)▽13年は50万、40万、30万円各1回(計120万円)--の9回だった。
  支出の根拠として同じ種類の領収書9枚が添付されていた。全て第一支部宛てで、受領者欄に園部市長の氏名が手書きで記されている。日付はあるが、何の費用か記されていない。
  第一支部の全体の支出は11年約490万円、12年約430万円、13年約1520万円。旅費以外の支出については飲食店、青果店など第三者が正規に発行した領収書が添えられている。
  政党支部資金管理団体や他の政治団体と違い、個人からの献金に加えて政党交付金や企業団体献金も受けることができる。第一支部の収入は主に個人や企業からの献金で、政党交付金は受け取っていない。
  政治資金規正法は政治資金の収支について「国民の疑惑を招くことのないように、公明正大に行わなければならない」としているが、添付する領収書に関する明確な決まりはない。
  園部市長を巡っては、3選を果たした13年の市長選の直前に有権者ら約200人が参加した宴席に出席、1人3000円の会費に対し、8000円相当の酒食が提供されたことが毎日新聞の報道で明らかになった。参加者への領収書は第一支部が発行していた。【田中謙吉、高瀬浩平、向畑泰司】

これ「<手書き領収書>大阪・門真市長に不明朗旅費360万円」と題した毎日新聞 3月8日(日)8時25分の配信記事である。

 所詮政治屋(政治家とは絶対言いたくない)とはこう言うものである。あくまで選挙で選抜されたとは言ってもこの程度でしかない。如何に程度が低いか解ろうと言うものでもある。この市長さんのように地方自治体の首長さんには秘書等居ないだろうから、当然に本人の資質が問われるが、酷いのは国会議員の秘書連中である。公設・私設を問わず、議員の程度の低さがそのまま秘書に伝染してる。もちろん普通の生活における親子の関係と似てて、秘書も議員の鏡と言えよう。何故なら当然に国民の代議員としての国会議員としてのであるから憲法自治法にかかわらず、国内・国外法は全てにおいて必修の筈であり、知らなかったでは済まされないのが当たり前である。最近は政治は55年体制が崩れたとは言え、その55年体制時の国会議員の質より落ちていると言わざるを得ない。昔はこの人本当に国会議員なのかと思うような人でも今の議員よりは、政治的洒落やジョークに長けて人間的にも一枚上手のような気がする。