阪神・淡路大震災20年の追悼式典に天皇、皇后両陛下が出席された この時に日本国宰相は外遊、じゃあ皇太子御夫妻は何処?

 阪神・淡路大震災の発生から丸20年となった17日、兵庫県内各地で追悼式典が開かれた。神戸市中央区の県公館での式典には、震災10年の2005年以来、10年ぶりに天皇、皇后両陛下が出席。各会場では参列者が犠牲者を悼み、復興の道のりに思いを寄せた。
  県などが主催する式典は、5年ぶりに県公館とHAT神戸(同市中央区)の2会場であり、遺族や政府、県内市町、企業関係者ら約730人が出席した。県公館では、井戸敏三知事が「震災を乗り越えてきた力を結集し、安全で活力ある新時代の兵庫を築く」との決意を述べた。
  両陛下は犠牲者名簿が供えられた祭壇に献花された。式の後には、防災学習に取り組む舞子高校環境防災科の生徒らの話に耳を傾けられた。
  神戸市などによる追悼行事は未明から三宮の東遊園地であり、「1995 1・17」の明かりが浮かぶ中、人々が手を合わせた。
  阪神間の3市も、10年ぶりに式典を開催。西宮市のアミティホールでの式典には約950人が出席した。宝塚市の宝塚ホテルでは、遺族ら約200人が祈りをささげた。芦屋市のルナ・ホールでも午後開かれる。淡路市の北淡震災記念公園では約300人が出席し、全員が献花した。

これ「両陛下が震災追悼式典出席 10年ぶり、祭壇に献花」と題した神戸新聞NEXT 1月17日(土)13時27分配信記事である。

 菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、安倍晋三首相が9~17日、中国、ミャンマー、豪州を訪問すると発表した。北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加するほか、ミャンマーの首都ネピドーで東アジアサミットに、豪ブリスベンでG20首脳会議(サミット)に出席する。

こっちは「安倍首相、9-17日で北京など外遊へ APEC参加」と題した朝日デジタル11月5日16時49分の配信である。

 あの忌まわしい大震災からちょうど20年である。4年前の3.11東日本大震災と合わせて、関東トラフ地震の発生がささやかれ、それこそ防災の再確認・再検討の20年とする節目の大事に、さすが天皇、皇后両陛下である、国民へのお気遣い本当に敬服する。それに引き換え、もうとっくにその代理をしてなければいけない皇太子御夫妻は何処に居るのだろう。冗談も限界である。天皇陛下のお姿拝見しても、もう満身創痍に見えるお身体を押しての御出席本当に頭の下がる思いである。例えが悪いかもしれないが、昔の女性たちは、身重の体でも廊下の拭き掃除や普通の労働はやったと聞く。そうせいとまでは言わないが、少なくても自分の体を厭わず国のためと考えないのだろうか。このままでは、もし天皇陛下にもしもの事あった場合、国民は受け入れる事し難いであろうと私は思う。そして片や日本国宰相の安倍首相である。一国の代表は確かに自国だけの都合ではいかない事は理解するが、17日は最終日である。何とかならなかったのだろうか。何かこれらを思う時、災害復興に懸ける政治屋(私は政治家とは言いたくないし、認めたくもない)の今の軽さを見た思いであり、災害復興に懸ける政治屋の姿勢の縮図と見た。