他人(公務員)への罰則よりまず己(国会議員)の罰則が先ではないのか

 自民、公明両党は不正経理にかかわった公務員への罰則規定を設ける議員立法を今国会に提出する方向で調整に入った。物品の購入や旅費の虚偽請求などをした場合、3年以下の懲役か100万円以下の罰金を科す。官僚による「裏金づくり」の抑止が目的で、今国会成立に向け野党にも協力を呼びかける。
 国家公務員、地方公務員のほか独立行政法人の職員も対象とする。同法案は自公両党が野党だった2011年の通常国会に提出し、継続審議になっていたが、昨年秋の臨時国会衆院解散に伴い廃案になった。
 現在の公務員制度では、予算担当職員が虚偽の書類を作成し、不正支出した場合の罰則は明示されていない。懲戒処分の判断は行政機関の裁量に委ねられ、会計検査院による虚偽請求の指摘があっても刑事告発に至るケースはまれなため、不正の実態が外部から見えにくかった。
 
 
これ日経の報道である
 
 
 
 どうしてこうも国会議員と言う人種はロクな事しか考えないのか。
 人間常識を持った者であれば、当然ギブアンドテイクと思う。私は辞書で言うギブアンドテイクとは違って文字通りのgive-and-takeである。give-after that-takeとでも言った方が良いと思ってる。正直に言えば、まず人間は何でも与えて(give)から頂く(take)のが常識と私は思っている。今回も初めにまず国会議員が政治資金規正法上の罰則を強化してから公務員への罰則を決めるのが常道と思うが如何か。