菅義偉官房長官が自民党の小泉進次郎氏が「ポスト安倍」候補の一人と話した報に違和感を感じる

菅義偉官房長官10日発売の月刊誌「文芸春秋」で、自民党の小泉進次郎氏が「ポスト安倍」候補の一人との認識を示した。同誌で小泉氏と対談した際に、司会者から小泉氏が有資格者か問われ「早すぎるということはない。本人がやる気であれば別に構わない」と述べた。
菅氏は9日の記者会見で真意を聞かれた。「安倍晋三首相が自民党総裁としての任期が残り2年あり、まずは目の前の政策課題に政府・与党をあげて取り組むことが大事だ」と指摘した。
9月に予定する内閣改造で入閣候補となるかとの質問には「小泉氏は党の農林部会長として農政改革をとりまとめ、現在は厚生労働部会長として経験を積んでいる。今後の活躍を期待している」と語った。
 
 

これ「菅氏 進次郎氏はポスト安倍候補 月刊誌の対談で 」と題した日本経済新聞2019/8/919:30の報道記事である。

 
 
聞かれたから答えたと言うだろうが、この言いようには違和感を感じる。確かに長く務めた官房長官であるからそれなりの実力は備わって来たのだろう。がしかし、小泉進次郎氏の実力は未知数である。小泉純一郎元首相の息子という事がかなりのウェイトを占めているのではないか。そもそも彼をそれなりの政治家として発信してきたのは何の事ない永田町の論理ではなく、忖度したようなマスコミ等新聞社の報道からである。報道の方が先走ってる嫌いがある。彼は政治の中枢と行政の経験は皆無である。たまたま発信した社会保険料に上乗せして徴収する「こども保険」構想は彼が本当の若い政治家であれば、こんな方法はとらない筈である。そんな年寄りじみた旧来手法をとるより、国会議員の過剰議席を解消する意味で議員削減して「こども保険」構想に充当した方が一番現実性がある筈だ! それをやらずに何が「こども保険」構想だ! あまりにも耳年増過ぎる考えである。とてもじゃないが「ポスト安倍」候補の一人とはいい難い。もっともそのポストの人物は嘘つき人間だからそれを強力に排除する案を先に考えた方が早いのかも知れない。