“老いたり!” 小沢一郎 !!

 自由党小沢一郎代表が橋下徹大阪市長と11月7日に都内のフランス料理店で会食したことが明らかになり「スワッ、小・橋新党か!」と永田町で大騒動となっている。

 

 一方、小沢代表は最近のBSテレビインタビューで「いいと思えば小泉進次郎君を(国のリーダーに)担ぐこともある」と発言。これを受け自民党幹部の間からは「剛腕・小沢が橋下、進次郎という日本の政界2大スターを同時に自分の新党か連立枠の中に飲み込み、異次元、前代未聞の政界大再編を狙い、一気に動き出したのでは」という警戒の声が強まっているのだ。

 

 まず“小沢・橋下会食”の経緯を全国紙政治部記者がこう明かす。

「橋下氏と小沢氏の会食は国民民主党前原誠司元外相が橋渡ししたのです。橋下氏と前原氏は定期的に会食している間柄。今回の会食は橋下氏が近著『政権奪取論 強い野党の作り方』の中で安倍一強の弊害を指摘している通り、本当の強い野党勢力の結集が議題。これは以前から小沢氏が主張していたスタンスと同じです。また、同じ著書で小沢氏を『かつて自民党の中枢で権力闘争に揉まれ続けてきた人であり、権力の本質について一番理解されている』と高く評価している。そこで前原氏が橋下氏に小沢氏との会食を打診したところ二つ返事で実現した。会食では前原氏も含め『強い野党作り』について、かなり突っ込んだ意見も交わされたようです」

 

 小沢氏、橋下氏の動きに最も神経を尖らせているのが安倍首相周辺だ。何しろ安倍・橋下両氏の関係は年に1、2度会食し、良好な関係を保ってきたからだ。橋下氏の政界復帰時は自民寄りの行動を期待していた。

 

 しかし、最近の橋下氏は安倍氏への完全批判は避けながらも森友・加計学園疑惑で「安倍首相の言動は不自然」と疑問を呈していた。特に森友問題で財務省不祥事が相次ぐ中、司令塔の麻生太郎財務相改造内閣で留任したことを強く批判。「安倍首相がそのうち国民からしっぺ返しを食らう」とまで言及している。

 

 そんな橋下氏が安倍氏の天敵といっても過言ではない小沢氏と急接近したことで、安倍首相の内心は穏やかではない。

 

 安倍氏側近の自民党議員はこう警戒する。

「名代の老人キラー、人たらしといわれる橋下氏ですが、小沢氏にかかったらひとたまりもない。修羅場をかいくぐってきた場数が違いすぎる。一方で小沢氏は小泉純一郎元首相に急接近し、反原発で手を組み、来年の参院選出馬も持ち掛けている。背景にあるのは息子・進次郎氏を囲い込むのが狙い。だから、小沢氏は橋下氏か進次郎氏か石破茂氏など、誰でもいいから、1人を担ぎ上げ、それをキーマンに野党連立政権を樹立したいのです」

 

 「機は熟しつつある」と見ているのは、先の自民党議員だ。その意図するところは、小沢氏の執念で沖縄県知事選などを含め、地方選挙で連戦連勝。「森友・加計疑惑」などで安倍政権の綻びが目立つからだ。

 

 「我々の甘い読みをはるかに上回るのが、怪物・小沢です。これには正直、みなブルっている。特に小沢氏の怖さを身をもって知る自民党長老議員の震えようはハンパではない。小沢氏の周辺から橋下氏と進次郎氏を同時に抱き込むという驚愕すべき怖い話が漏れ伝わっているほどです」(同)

 

 「怖い話」の真相を小沢氏周辺関係者にぶつけると、

「まあ“3本の矢”作戦、『小橋進』連立の動きかな。確かにあると聞く」

 

 ただ、橋下氏は自民党総裁選での進次郎氏の姿勢、安倍・石破両総裁候補に二股をかける手法に「爺さん政治家」と猛批判していた。そんな2人が一緒にやっていけるのか。その点を再度、小沢氏周辺関係者に尋ねると、「橋下氏が進次郎氏批判を強めるのは、能力のある政治家と認識しているからだ」と言う。

 

 「小沢氏にすれば、ライバル視する2人のスター政治家を自分のほうに引き込む形は二つ想定している。一つは2人別々に新党を作り、小沢自由党と連立する形です。進次郎氏の新党は超党派と自民内で国会改革を目指す仲間がベースとなる。橋下氏は自分が立ち上げた日本維新の会が中心ですね。維新へのダメ出しを強めているが、すべては新党準備のためだ」

 

 つまり、小沢氏は2人が新党を立ち上げれば、1996年から2000年までイタリアで中道左派の各党が連立した『オリーブの木』政権を想定しているのだ。

 

 二つ目のパターンは小沢氏自身と立ち上げる新党。

 

 2人が対立していても、それを強みとして国民の関心を惹きつけ、一気に政権奪還を図る構想だ。

「かつて、田中角栄福田赳夫角福戦争しながら強い自民党と世界有数の経済大国を作り上げた手法ですよ」(小沢氏消息筋)

 

 最近、自民党内で囁かれだしたポスト安倍の『岸破義信』。岸田文雄政調会長、石破元幹事長、二階俊博幹事長イチ押しの菅義偉官房長官加藤勝信総務会長の4名のことだ。

 

 ベテラン政治担当記者があざ笑う。

「器の小さい小粒政治家によるコップの中のタライ回しを、有権者は即座に喝破します。そんな政権では、日本は世界から周回遅れになる。『小橋進』連立政権なら国民も大いに沸き、トランプ大統領習近平国家主席など、世界が畏敬する日本となるでしょう」

 小橋進が日本を変える。

 

 

これ2年半位と政治的にはかなり古いが『小沢一郎の大野望 小泉進次郎橋下徹「新党合流」』と題した週刊実話2018年11月21日 09:00の記事である。

 

 

小泉進次郎は政治的な“耳年増”でしか無い!

政治家としての発信は現在までほとんど無いに等しいと言っても過言ではない! では何故これほどまで彼をマスコミは持ち上げるのか。それは彼の質と言うよりはあの気狂い宰相小泉純一郎の息子だからに他ならない。だがあの小泉純一郎は何をした? 何の事無いバカの一つ覚えの「郵政民営化」を叫び中身のない民間「ゆうせい」にしただけではないか。小泉進次郎はそれの息子である。後は言わなくても知れたものである。それを押すなんてかっての剛腕小沢一郎はどこへ行った? 少なくともかっての政治勘に秀でた小沢一郎ではなくなってしまったのである。悲しい事に小沢一郎は年を取り過ぎてしまい往年のあの政治勘無くなってしまった事が現在の政治の混迷を招いたとも言えるのではないか。

1985年の暮れの第二次中曽根内閣時に、唯一の国家公安委員長としての閣僚になって以来のファンである私にとって、こんなに落ちぶれた小沢一郎は初めてだが担ぐ相手が橋下徹は解るが、あの中身のない小泉進次郎もとなれば、完全に往年の剛腕小沢一郎の政治勘は完全に鈍ってしまったと言わざるを得ない。