自民党の小泉進次郎議員が「日本での働き方改革が必要なのは、国会だ」との指摘には大臣たちの必要ならざる外遊に付き合う外務省職員の労働環境が先だ!

自民党小泉進次郎厚労部会長は13日、さいたま市で講演し、「日本でいちばん働き方改革が必要なのは、国会だ」と指摘し、平成の時代に着手した国会改革の必要性を、あらためて訴えた。
首相や外相の国会出席日数が、他の先進国より格段に多いとして、「外務大臣ではなく内務大臣の間違いかと思った。これだけ米中両国が覇権を争い、世界が新たな秩序に向けて動いている中、日本の総理や外相はこれほど国会に出席しないと、国民への責任を果たせないのか」と、主張。「(予算委員会では)安倍首相の後ろに、全閣僚が7時間、質問がなくても座っている。我々が変えたいのはこの景色だ。1歩でもどんなに小さなことでも変えたい」と述べた。
 
 
これ『小泉進次郎氏が指摘「働き方改革必要なのは国会だ」』と題した日刊スポーツ[20195132051]の報道だ。
 
 
言ってる事は正に正論だが、問題は他にある。長期に渡ってる安倍政権だからこそ小泉議員たちがこぞってやれればやれる筈なのに何でやらないの?と逆にこっちが聞きたいくらいだ。恐らく現在の政治運営は閣高党低だからだろうと思われる。昔みたいに立法や条例を制定するプロセスが政権党自民党の政調部会や総務会に諮らずに、ダイレクトに立法機関である国会にかけられるからではないのかと思われる。何事につけても安倍内閣の意思が優先されてるからではないのか。そんな事より働き方改革を唱えるなら、何につけても優先してる安倍首相の外遊による、疲弊してる外務省職員の労働環境を考えるべきである。安倍首相をはじめとする特別職の内閣の大臣たちの必要ならざる外遊に付き合う外務省職員の労働環境だ! 偉い事言う前にまず足元を考える事が必要と言いたい。