安倍官邸では首相が省庁幹部と面会する際の記録を作成していないとの説明を平気で発表するその姿勢は正に民主主義の崩壊であり、国民をバカにしている表れだ!

 菅義偉官房長官3日の記者会見で、安倍晋三首相が省庁幹部と面会する際の記録について「説明・報告を行う各行政機関で必要に応じて作成・保存するとされている」と述べ、首相官邸では議事録などを作成していないと説明した。
 
 災害に関する簡潔な報告など、一部の面会では省庁側でも記録を作成していないと認めた。
 
 こうした対応で政策決定過程を記録できているかとの質問に対しては「できていると思っている」と語った。 
 
 
これ「安倍首相面会記録、官邸作成せず=菅官房長官」と題した時事ドットコム6/3() 12:23の配信記事である。
 
 
法で義務付けしてなければやらないし、やる必要もないと言ってる。驚くべき発言であるし、こんなに国民をバカにした話もない。
元々行政は国民へのサービスが基本である。こんな生意気な話もない。それに黙っている野党も野党である。
国民は一人一人法に関係なく、性格によっては毎日日記をつける人もいる。日記は他人に見せる者ではないが、何かある時それを見せて納得してもらう証ともなる。
義務ではないが行政と言う公の人間は国民に対してはガラス張りであるべきである。その観点からも国の宰相の行動記録として、当然に記録しておくべき物でもある。何の弊害があるのか。例え公開しなくても宰相の行動日誌として記録すべきが当然である。公開するしないの前に法で記録を義務付けるのが常識でもある。穿ってみれば先の「モリトモ」問題等の回避のために表向きに義務付けしないと言いたいのだろうが、内閣の職員も役人の一員だ。自らの職務としてちゃんと記録してるだろう。それを都合の悪い時に合わせ記録してないと逃げる算段である。
こんなこと安倍政権ではしょっちゅうだ。長期政権の驕りであり弊害だ‼