自民党総裁連続4選論に言及した二階俊博幹事長 またもやゴマスリか?

自民党二階俊博幹事長は12日の記者会見で安倍晋三首相の自民党総裁の連続4選論に理解を示した。「党内外、特に海外からの評価もある今の状況では十分にあり得る」と語った。連続3選までと定める党則の改正にも言及した。加藤勝信総務会長に続き、党をまとめる二階氏が4選論に触れたことで、議論が広がる可能性がある。
昨年9月に連続3選した首相の総裁任期は20219月まで。二階氏は首相の4選論について「当然の帰結だ。誰も奇をてらって何かを意識しているわけではない。党員の期待に応えて頑張っている」と指摘した。総裁任期を延長する党則改正に関しては「余人をもって代えがたいときには何ら問題ない」と述べた。
12日の記者会見で森山裕国会対策委員長は「余人をもって代えがたければ、その選択しかない」と同調した。加藤氏も「地道な努力を積み重ねた後、いろんな議論がある」と話した。
連続26年から連続39年に総裁任期を延長した173月の党則改正は二階氏が道筋をつけた。二階派は党内の第5派閥で有力な総裁候補がいない。4選論をいち早く唱えれば、219月までは少なくとも党内で一定の発言力を確保できる。4選が現実になれば、さらに影響力を維持できるとの読みもあるとみられる。
党内には4選論への警戒もある。ポスト安倍候補と目される岸田文雄政調会長12日の記者会見で「いま明らかなのは現在の自民党の党則では総裁は3期までということだ」と述べるにとどめた。
首相は12日夜、都内で二階氏や麻生太郎副総理・財務相らと会食した。出席者によると、今夏の参院選や国会日程が話題に上った。4選の話は「出なかった」という。甘利明選対委員長、森山氏も同席した。
 
 
これ『「安倍4選」二階幹事長が理解 党則改正にも言及 』と題した日本経済新聞 電子版 2019/3/12 23:00の配信記事である。
 
 
前回もそうだが、この二階幹事長の行動は恐らく幹事長独自の自発的な発言ではないだろうと思われる。政界は昔から「闇」で通ってる。これは全く私の主観だが、長らく自民党との付き合いをやってた経験からいけば、これは官邸サイドからの通達みたいな「お願い」をされたから、初めての時は二階さん、幹事長と引き換えに引き受けたものと私は見ている。恐らく菅官房当たりの側近連中の指金だろうが勿論その中では安倍首相が中心であるは間違いないだろう。今回の4選だって全く同じであろうと思われる。やりたい安倍さんと同じく幹事長続けたい二階さんとの利害が一致と言う事か。しかし他の自民党議員も舐められたものである。他の自民党議員にプライドは無いのだろうか。単純に勝ち戦に乗るだけか。情けないものである。これでは日本の政治史が停滞してしまう。現在米国を始めとする欧州もデフレ不況が目の前だと言うに、随分と国会の先生方は鷹揚だ!(バカにした大笑い)