旧民主党政権で総務相などを務めた無所属の樽床伸二衆院議員(近畿比例ブロック)が6日、大阪市で開いた後援会の会合であいさつし、自民党の北川知克元環境副大臣の死去に伴う衆院大阪12区補欠選挙(4月21日投開票)に立候補する意向を表明した。「出馬する決意をしている。ひたすら前を向いて全力で取り組む」と述べた。
その後、記者団の取材に応じ「地元にしっかり足を着けて政治活動をする決意をした」と強調。与党系候補として出馬する可能性が取り沙汰されていることに関しては「現在は無所属という以上の想定はない。今後のことは関係者と相談したい」と述べるにとどめた。
国会議員の中には政党を渡り歩く者結構居るが、この方もその内の一人である。政治信条もかなりのウェイトを占めるが、やはり基本は左右の考えであろう。だがその時々のウェイトで左であろうが右であろうがそれはそれで理解はするが、この人のように、左の政権での省庁の大臣を経験した場合に右の与党にて出馬の場合は?だ。それでは政治信条が疑われて人間性まで疑われてしまう。もしそうなれば選挙民の代理人ではなく国会議員と言う職業としての国会議員を選んだ事になってしまう。今のところはこの樽床議員与党からではないみたいなので理解はするが、頂けないのは、国会議員の現職が、たかが選挙区を移るためにいったん辞職して再度の議員挑戦と言うのがどうも解らない。それほどの看板が必要なのであろうか。