森友・加計問題で野党側の批判を受けてきた安倍晋三政権は、今回の勝利を機に、終盤国会を与党優位で運営できるとの声が自民、公明両党から出ている。また、9月に予定されている自民党総裁選で、安倍首相の3選の可能性が高まったとの受け止め方が広がっている。
自民党内では9月の総裁選を巡り、新潟県知事選は重要な節目とみられていた。主要派閥のうち、総裁選への対応を明確にしていない竹下派内では「野党候補が勝てば(安倍総裁では)来年の参院選は戦えないとの意味で政局になる。与党候補勝利なら(安倍)3選で決まり」(幹部)との見方が出ていた。
森友・加計問題による安倍内閣への不満が、与野党対決型の大型選挙でどのように出てくるのか、多くの自民党議員が注視していたが、与党系の勝利で自民党総裁選における安倍首相の立場は、かなり有利になったという情勢分析が、同党内で急浮上している。
同党内では、岸田氏が立候補を表明すれば、安倍批判を繰り広げる石破茂元幹事長らとの激しい選挙戦が予想されるが、岸田氏が立候補見送りを表明すれば、その時点で安倍3選の可能性がいっそう高まるとの見方がある。
これ「アングル:新潟知事選与党系勝利、自民内で高まる安倍3選機運」と題したREUTER ロイター 6/11(月) 13:19の配信記事である。
勝敗の理由なんかどうでも良い。安倍政権の自公候補が勝った事によって、またもや安倍晋三さんが自信をもたげて総裁三選に臨み、今の自民はそれで安倍さんを落とす意味無くなったから、三選でほぼ決まりだろう。怖かったのは新潟県知事選で自民、公明両党が支持する候補の惨敗だった。もしそうなってれば与党は引き締まり、いらぬ気遣いせねばならなくなる。これで自公は気持ちがゆっくり収まってしまう。我々反安倍連合は「モリカケ」独裁政権に焦点を合わし、心置きなく闘えて勝利できるからだ。今までのウップンをこれにぶつけたい。