自民党総裁選、巷の噂の敵陣の冷や飯云々論に「そういうことは一切ない」と否定した事をわざわざ質問に答える事自体軽いと言わざるを得ない!

 安倍晋三首相は7日の党役員会で、9月の党総裁選で3選した場合、自身を支持しなかった派閥や議員に対して党役員・閣僚人事で報復するという見方があることに関し、「そういうことは一切ない」と否定した。参院自民を率いる吉田博美参院幹事長の質問に答えたもので、石破茂元幹事長への支持を巡って揺れる竹下派に「配慮」する余裕も見せた形だ。

 役員会ではまず吉田氏が、自身の束ねる竹下派参院議員21人が、総裁選で石破氏を支持する方向になったと説明。心情的には首相寄りとされる吉田氏は、岸田文雄政調会長が不出馬を決めたことにも触れ、「首相がつぶしたとか言われているが、それは違う」と首相を擁護した。

 一方で「人事で圧力を加えることはあってはならない」と注文し、石破支持者の不安を打ち消すよう暗に求めた。首相は総裁選後について「挙党一致の体制を作るのが大事だ」と応じてみせた。【高橋恵子
 
 
これ『自民総裁選 安倍首相、報復人事「一切ない」』と題した毎日新聞2018 87 2306分の報道記事である。
 
自民党総裁選を戦国時代の武士に例えれば、武士と言う者は少なくとも戦いに参戦し、敗れた場合は当然に首をはねられるか、一生の冷や飯は覚悟の筈であり、勝った敵将はそれをわざわざ確認検証等しないものである。これを現代に照らし合わせても、同じであるだろう。よしんばそうでない場合は勝った敵将がそのように言ったとすれば、その武将は生涯武士としては末生出来ないと言える。
これを考えれば、上記で本当に安倍首相が言ったとするなら、国の宰相としては気配りの無い不適格者と言わざるを得ない。そう言うところが安倍首相の軽さであり、正直者と言われない証である。