(政治部・前田洋平記者報告)
自民党は憲法を改正して合区の問題を解消する考えでしたが、見通しが立たず、今回の改正案が突如、降って湧いた形です。小泉進次郎氏はこれまでも「国会議員を増やすなんておかしい」と述べていて、6日の会合でも「森友・加計の問題では結論が出せていないのに、こういうことだけには結論を出すのか」と疑問を呈しました。自民党の改正案は、合区された2つの選挙区から立候補できない2人を比例で優遇しようというものです。問題となっているのは、優遇のあおりを受けて落選する議員が出ないように、比例の改選議席を2議席、増やすという点です。また、これとは別に選挙区でも1議席、増やします。自民党は今の国会での成立を目指しますが、野党は「議席を増やす理屈が成り立っていない。ご都合主義だ」と反発しています。ある閣僚経験者は「選挙制度は民主主義の根幹で、野党の協力が不可欠だ」と語っています。強引に進めれば、安倍政権への風当たりがさらに強まる恐れもあります。
自民党はこんなバカげた、国民目線を無視した選挙制度を変えようとしてるのは、ここ5年超の安倍政権の暴政に染まって慢性化した証でもある。独裁以上に身勝手と言える。しかし、自民党は悪い方に変わってしまった。旧体以前の自民党も良くなかったが、執行部にモノ言えぬ今の自民党は尚悪い。こんな政党もはや今はいらない。引退した先輩幹部議員からさえも辛口批判される政党等最早存在そのものが否定だ! このままで自民党本当に来夏の参院選やれると思っているのだろうか。だとしたら国民は余りにもバカにされていると思われるが、黙って一票を入れて、その鼻をへし折る以外に解らせる方法はないだろう。