何様になったつもりの小池「希望の党」 今では求心力どころか遠心力 「希望の党」ではなく「絶望の党」=「失望の党」?(大笑い)

 希望の党代表の小池百合子東京都知事(65)がスポーツ報知のインタビューに応じ、衆院選(10日公示、22日投開票)について、あらためて出馬を否定した。
 希望の党に合流する民進党議員の一部を「排除します」と発言したことについては「『賛同できる方を集める』の方向です」と軌道修正し、「排除封印宣言」を出した。また、獲得議席については「なるべく多く」と過半数という言葉を使わない微妙な言い回しをした。(聞き手・樋口 智城)
 あの発言を、小池氏は、どう捉えているのだろうか? 9月29日の会見で、希望の党に合流する民進党議員の一部に対して「排除致します」と絞り込みを宣言したことだ。その後、「希望の党」にいまひとつ勢いが出ない。代表の過激な言葉が影響していると指摘する声もある。
 「排除発言」について、振り返るのは発言以降初めてのことだ。この日夜、激務の疲れも見せず、笑顔で登場した小池氏。「政策の一致は最低条件。民進から全員とならば、(希望の党に)移ってこられる必要がない。そこで希望の党でお入りいただける方と、そうでない方とを…」ここで一呼吸おいて、「…『明確にする』ということです」と言葉を選びながら説明した。
 この日のインタビュー前に行われた会見では、希望の公認候補に提出を求めた政策協定書に、外国人の地方参政権反対を盛り込んだことに関し「排除ではないが…、あ、排除って言っちゃいましたけど」と自虐ジョークも口にしていた。「排除」が世間の話題になっていることは、本人も認識している。
 今後、排除の言葉はもう使わないのか、と尋ねると「そうですね」と苦笑いで「排除封印」を明言した。さらに「それよりも…むしろ『賛同できる方を集める』。そちらの方向ですね」と軌道修正。排除は言い過ぎたと思うか?の問いには「うん…まあ言葉の問題ですね」と述べた。
 目標とする獲得議席については「最善を尽くす、ということです」と微妙な言い回し。党として過半数を狙うのか尋ねると「チャレンジャーなので狙いますが、候補者数=当選者数ではないので…。だから最善を尽くすのひと言」と述べ、最後まで「過半数」という言葉を口にしなかった。いまだにウワサが絶えない出馬についてにいては「サプライズ出馬はありません。当初から都知事を辞めることはないと言ってました」。こちらはこれまでの姿勢を貫いた。
 出馬をしない。ならば、小池氏は女性初の首相は目指さないのか。都政を全うした後、将来的に首相を目指す考えは…と聞くと「いやいや、(プランに)入ってないですよ」と大笑いしながら否定。「まぁ、私自身がいつまで生きるか分かりませんし…」とジョークでかわした。「今、都政のことしっかりやって、かつそのため国政で共闘するのが必要」と力説。一方で首班指名を誰にするのかについては「検討、調整中です。基本的に(表明するのは)当然、選挙後」と従来の姿勢を変えなかった。
 
 ◆小池 百合子(こいけ・ゆりこ)1952年7月15日、兵庫県芦屋市生まれ。65歳。76年、カイロ大学文学部卒業後、ニュースキャスターに。92年の参院選で、日本新党から初当選。翌年の衆院選でくら替え。当選8回。03年、小泉内閣環境相、07年には安倍内閣で防衛相に就任。16年、東京都知事選に当選し、初の女性都知事となる。
 
 
これ『【党首インタビュー】希望・小池代表「排除」封印 言いすぎた?「まあ言葉の問題ですね」』と題したスポーツ報知10/7() 11:03の配信記事である。
 
 
  期待の大きかった党が僅か半月も経たない間に、こんなにも評価が落ちた党も珍しい。
 期待されて出来た党よりと言うより、母体の「都民ファースト」の党より都議が二人も離党するのもまた珍しい。これはもう政党の体をなしていないのではと考えざるを得ない。もはや政党と言うより小池百合子そのものの個人商店ではないか。この落差を考える時に、もう小池知事はこの「希望の党」をあきらめた方が良いと私は思う。このまま選挙戦に入れば、醜態を晒すだけだろう。やめた方が身のためだ。思うに、可哀そうなのは、選挙だけを考えて自分の主義主張を捨ててまでこの「希望の党」に馳せ参じた民進党の議員連中である。かえすがえす悔やんでいる事だろう。主義主張を貫いて、捨てられて、拾われて「吉野立憲民主党」に移った民進党の議員連中は命拾いしたと言うより、「希望の党」に移った連中を憐れんでいる事だろう。まだ投票結果まで行かない内のこの状況、せっかくの安倍1強を倒す最大のチャンスを潰した感じの「希望の党」に対しての世間の風当たりは、かなりのものと小池さん自覚してもらわないと困るだろう。