衆院選(22日投開票)の各社世論調査で、東京都知事の小池百合子代表(65)率いる希望の党からの立候補者たちの苦戦が予測されている中で、東京10区から出馬した小池氏の右腕、若狭勝氏(60)も危機感を募らせている。
若狭氏は16日、雨降りしきる練馬区で街宣。きたまち商店街ではスーパー「ユータカラヤ」前で演説し「非常に苦戦が伝えられています。まだ国会で仕事をさせてください。切に切にお願いします!」と劣勢を隠さずに支持を訴えた。握手に応じる主婦が4人いたが、小池氏が横にいる時のような熱気はなかった。
この日は練馬区の田柄、北町などの住宅街を街宣車で周り、スーパー前では買い物客に向けて自民党が進めている消費増税を批判。「国会議員を削減し、身を切る改革をするのが増税よりも先だ。自公の300議席超が予想されていますが、自民党に大勝させないよう、どうか正しい選択をして頂きたいと思います」と訴えた。
東京10区もほとんどの世論調査が、若狭氏よりも現状では対抗馬の自民党前職・鈴木隼人氏(40)=前職=がリードしていると分析。だが、秘策があるわけではない。若狭氏は「マスコミではアゲインスト(逆風)とか言われているけど、こちらは粛々とやるだけ」と淡々。雨の中で傘を差さずに練り歩き、スーツはビショビショに濡れていた。「雨にも負けず、風にも負けず。安倍政権にストップをかけるためにはさらに訴えていくしかない」と話した。
「こんな筈じゃなかった」と言うのが希望の小池さんの正直な気持ちであろう。こんなにも早い賞味期限を迎えるとは考えられないくらいだ。これも全て小池代表の「排除」発言がもたらした自業自得と言うものだろう。昨年の都知事選挙からの颯爽感はもう既に無い。元々は小池百合子と言う政治屋の気まぐれと驕りがもたらしたものである。余りにもいい気になり過ぎた。都会の風頼りの選挙とは得てしてこう言うものだと言う事は認識したと思われる。小池さんの今後生きる道は、わき目も振らずに都知事に専念する事しかないであろう。それでなくともバカを見たの、希望に移った民進党議員であろう。今更戻るとは言えまい。しかし、罪なのは前原民進党代表だろう。A級戦犯間違いない。「言うだけ番長」が実際動いて行動すればこんな風になるとは笑い話にもならない。逆に男を挙げたの一寸のブレもなかった枝野立憲民主党代表だろう。国民は「強きを挫き弱気を助け」たとも言える。今回の政党再編劇私にとっては本当に痛快劇だった。