しかし、FNNが入手した音声データには、校舎の建設が始まった直後に、国側と学園側が、新たなごみが見つかったように口裏合わせしたとも取れるやり取りが記録されていた。
国側の職員とみられる人物「3メートルまで掘ってますと。そのあとで土壌改良というのをやって、その下からごみが出てきたというふうに理解してるんですね。その下にあるごみっていうのは、国が知らなかった事実なんで、そこはきっちりやる必要があるでしょうという、そういうストーリーはイメージしてるんです」
工事業者とみられる人物「そういうふうに認識を統一した方がいいのであれば、われわれは、合わさせていただきますけれども、でも(3メートルより)下から出てきたかどうかっていうのは、わたしの方から、あるいは工事した側の方から、確定した情報として伝えていない」
池田 靖国有財産統括官(当時)とみられる人物「資料を調整する中で、どういう整理をするのがいいのかということで、ご協議、協議させていただけるなら、そういう方向でお話し合いをさせていただければありがたいです」
不透明な取引について、近畿財務局で40年以上国有地の売却などに携わっていた元職員は、「『本当にまずい処理だった』というのは、複数の(現役)職員から声が出てますね」と語った。
工事関係者は、口裏合わせの疑惑について、「8億円値引きするということは最初から決まっていた」と証言しているが、近畿財務局は、「録音状況などが確認できないので、コメントできない」としている。
これ『国と「口裏合わせ」のようなやりとり』と題したFNN 9/11(月) 16:35の配信ニュースである。
私が以前より指摘してたように、この籠池さんを逮捕すれば、ブーメランのように自分に返ってくると言ってたような状況になって来た。
安倍首相の周囲の菅官房をはじめとして、余りにも現場の裏を知らなさ過ぎる。本当に安倍首相がこの森友学園問題に関わっていなかったのなら別だが、状況的に見れば関わって居た事がほぼ事実みたいなので、この籠池さん逮捕により裏の裏まで明らかにされ、昭惠夫人にまで捜査が及ぶ事になろう。もっとも検察と言えども、役人であり、安倍首相の部下だ。逮捕にまでには絶対に無いだろうが、グレーが消えず、政治史上の汚点は消えないだろう。バカな事をしたものである。ここまで来て何でメンツに拘るのか私には理解が出来ない。同じ事が加計問題の加計孝太郎理事長にも言える事だが、流石にそんな事はしないだろう。被告人となる両理事長は逮捕された方が話し易くなる事請け合いだ。もしかすれば加計孝太郎理事長はそれを望んでいるかも知れない。それが現実と言うものである。