甘利問題、こんなの与野党共にあり正にこれ等氷山の一角である

 甘利明前経済再生担当大臣をめぐる現金授受問題で、建設会社の元総務担当者が東京地検特捜部の事情聴取で、「秘書にあわせて800万円以上を渡した」と説明していることがわかりました。
 この問題は、甘利氏の事務所が、UR=都市再生機構と千葉県の建設会社「薩摩興業」の補償交渉に関与し、見返りに現金を受け取ったとされるものです。
 甘利氏は、「政治献金などとして合わせて600万円を受け取った」ことを認めていますが、『口利き』は否定しています。
 関係者への取材で、薩摩興業の元総務担当・一色武氏が特捜部の任意の事情聴取に対し、600万円以外にも「甘利氏の秘書と53回にわたり面会し、合わせて800万円以上を渡した」と説明していることが新たにわかりました。一色氏は、「接待した際の領収書」や「現金の受け渡しを記録したノート」などを特捜部に任意提出したということです。
 特捜部は押収した資料の分析を進め、口利きの有無や現金授受の状況などについて調べを進めるものとみられます。(1111:07 JNN/TBS
 
 

これ『甘利氏への現金授受問題、「秘書に800万円以上渡した」』と題したJNN/TBS411()1213分のニュースです。

 
 
 この記事以外に、この問題では甘利氏側では「はめられた」と言ってるようだが、現金を貰いUR=都市再生機構に口利きをした後に、2千万円づつ2回にわたって4千万円が上乗せされた事をどう説明するのか。それこそ辻褄が合わないのではないか。だからこそその事を「口利き」=「あっせん」と言うのではないのか。政治屋が金を貰う時には必ずや報酬が介在する。でなかったら何だかんだ忙しいと言って、わざわざそのような事やる訳がないのである。やってしまってから「はめられた」と言うのは都合が悪いからである。このような事は与野党常にあり、正にこれ等氷山の一角である。