11月12日に赤坂御苑で開かれた秋の園遊会。晴れやかな場で、前原氏が岡田克也民主党代表と生臭い話をした。約10分間の立ち話の中で、前原氏は、解党と新党結成の必要性を訴えたという。岡田氏は同日の会見で「看板の掛け替えではダメだ」と拒否したが、前原氏の突然の行動は無為無策の党執行部を驚かせた。
離党説も飛び交う前原氏だが、本人にその気はない。14日朝、読売テレビの番組に生出演し、「党を分裂させることは目的ではない」と力説した。さらに、2003年の民由合併から政権交代に至った話を紹介しつつ、ある人物の名前を出して、こう続けたのだ。
前原氏と言えば、かつて「反小沢」の急先鋒だった。その前原氏が、腰が重い岡田氏に代わって、かつての小沢氏のように野党再編を主導すると宣言したのだ。
前原氏の武器は、橋下徹大阪市長との太いパイプだ。前原氏は国交相時代、大阪府知事だった橋下氏と手を組み、伊丹・関西両空港の経営統合の道筋をつけた。長年の懸案を解決した2人の友情は今も続いており「会食嫌いの橋下氏がメシを食う数少ない政治家。相当深い関係」(前原グループ幹部)という。
前出の番組で前原氏は「橋下氏は野党再編派だ。これからも連携を強めていきたい」とも強調した。橋下氏を新党に加えようと画策しているのは間違いない。
野党再編で、“言うだけ番長”の汚名返上はなるか。
政治の世界では経過時間で言うところの僅か1分1秒がモノを言い20日と言う期間は何もしなかったか、出来なかったに等しい。また昔の話で申し訳ないが、かの田中角栄は思ったら即その場で連絡したそうな。現在の政治状況はそうではないのかも知れないが、政治屋の気質そのものは変わっていない筈である。と言う事は行動力が無いか、まめに動く性格ではないと言う事にもなる。これは今の政治の状況がハングリーでなく、豊かになり過ぎ黙ってても穏便で政治がサラリーマン化した事にもよる。この元凶はやはり税金から支出する政党交付金だと私は考える。そして政治資金の不正支出が後を絶たない事考えると、国会議員何てそんなにいらないと思うしかない。衆参とも1/3位で十分だと思う。とにかく国民の1人々々が国会議員を信用してないからである。