自民党安全保障調査会会長 岩屋 毅
民主党安全保障委員会理事 大串博志
公明党政務調査副会長 遠山清彦
維新の党安全保障調査会事務局長 丸山穂高
日本共産党安全保障委員会委員 赤嶺政賢
次世代の党・外交防衛調査会長 浜田和幸
社民党国会対策委員長 照屋寛徳
生活の党と山本太郎となかまたち 主濱 了
日本を元気にする会政調会長 山田太郎
新党改革代表 荒井広幸
の各党の皆さんの出席であった。
実際討論を聞いていると、素直に感じた事は、皆さん建前論にのみ終始していたと言うのが正直な感想である。
聞いていると実際戦争そのものの起こり得る確率は否定しながらも、自衛権の行使の是非論は抑止論に共存するとしてた。要は対米の関係に依存し、その現実論に終始してた。
要約すれば、世界平和の名の下の国のお付き合いのため我国の憲法を改正すると言う話だった。それを回りくどく理屈をつけるからややっこしくなるのである。
どうせだったら集団的自衛権は憲法で禁止されてるけど、お互い生きていくためには喧嘩時に見てみぬ振りできないから、助けに行かないとと正直に言ってもらった方がスッキリすると思った。それだけ建前論に終始した討論だったと言う事である。
先日ブロ友の「短足おじさん」が指摘してた「植草一秀の『知られざる真実』 から 」と題して「憲法改定を主張する論者が、その憲法をよく読んだ事がない、と言う事に等しい。」と結んでいた記事に全てが集約されている事に改めて気付かされた。
その掲載ページ:http://blogs.yahoo.co.jp/honjyofag/65654034.html
私はこの記事をみて感銘と言うより、今の我々国民の代議員である立法府の国会議員がそれこそ、その政策に司る者が正にその常識と言うべき本質の「ポツダム宣言」を熟知してなかった、言い換えれば政治家として無知であったと言う事に衝撃を受けたと言って良く、ある意味情けなく落胆するしかない現在の気持ちに嫌気がさしてしまった。