STAP細胞捏造問題、その狙いは何だったのか

 実験打ち切りを発表した19日理研の記者会見に小保方氏の姿はなかった。坪井裕・理研理事は、退職願を受理した理由について「心労が重なっており、これ以上の負担は考慮すべきだと判断した」と述べた。
 論文調査への影響について、坪井理事は「調査委員長に受理していいか問い合わせ、支障はないと返事があった」と説明した。しかし、今後の聞き取り調査で小保方氏本人の協力を得られるかどうかについては、「全面的に調査委に委ねており、今後、聞き取りの予定があるかは把握していない」と明言を避けた。
 調査の結果、新たな研究不正が確定すれば、理研の懲戒委員会が小保方氏らの処分の検討を始める。ただし、小保方氏の退職後の決定になるため、「どんな処分に相当するか」が本人に伝えられるだけだ。
 小保方氏は、理研発生・再生科学総合研究センター(当時)で研究ユニットリーダーとして小規模の研究室を主宰し、その間にSTAP研究に費やした運営費交付金の総額は約3500万円だった。主要な実験は、それ以前に客員研究員として在籍した若山照彦チームリーダー(当時)の研究室で実施したが、当時の研究費の総額は不明。小保方氏の雇用は1年ごとの任期制で年俸制のため、退職金はないという。
 理研の規定では、研究不正があった場合、研究費の全部か一部の返還を請求することになっている。理研広報室によると、退職者に対しても請求は可能という。
 論文への疑義が出てから小保方氏が記者会見したのは4月9日の1回だけ。その後の様子について、代理人弁護士は「入退院を繰り返すなど精神的に不安定になっている」と動揺の大きさを再三説明していた。【須田桃子】

これ「<STAP細胞>小保方さん21日付退職 研究費どうなる?」と題した毎日新聞 12月19日(金)21時50分の配信記事である。

 専門家の話では、彼女の論文では、絶対STAP細胞は出来無く不可能と言う事だった。じゃあ何でそんなすぐ解るウソを何故と言う疑念が付きまとう。何でそんな幼稚なウソを。考えられるのが、理研の特別法人としての予算獲得?と考えれば春までの時間稼ぎにしては余りにも幼稚である。いづれにしてもIQの高い方々の考えは我々凡人には理解不能と言う事だ。