人生で初めて選挙の電話世論調査に選ばれた

 この7日日曜日の夕方15:00頃電話が鳴った。息子の嫁さんが出たところ、何か怪訝そうにしてるので、誰?と聞いたら、何か一方的に人間でない声でしゃべってると言うではないか。何か選挙らしいとも言う。即座に私が代わった。実は来客中だったが、断って私が出てみた。実はどのようかと一度経験してみたかったからである。嫁さんから引き継いだため、最初は自分では聞いていなかったが、代わるのが速かったから、大体は察する事が出来た。その電話の主はコンピュータ音だった。あなたは今回の衆議院選に投票に行きますかとの問いだけであった。必ず行く、行こうと思っている、行くかどうか決めてない、行かない、解からないの5段階だったように記憶している。それをプッシュホンの番号を押しての意思表示だった。但し聞き逃すと、答えられないようである。耳の遠いお年寄りが出た場合は恐らく調査は無理だろうと思った。私でさえ電子音の言葉、二度聞きしたかったが出来なかったからである。当然に私は1番の必ず行くだ。それだけ聞いてありがとうございましたと言って切れた。最初に電話をとった息子の嫁さんに最初どんなこと言ったか聞いたところ、お忙しいところすみませんんが、選挙の調査だと言ったそうだが、全体的に失礼な話と私は感じた。何故なら今時の電話調査確かに大変な事は理解するが、少なくても生身の人間に対する意思表示を聞くのである。どうも私はこのIT社会の現実は理解しながらも、割り切れない気持ちを持った。聞いてその人の遺志を聞くのに、プッシュホンの番号を押せとは、解かっていながら無性に腹が立った。こう言うふうにしてとったデータが集約されて、新聞のトップ記事を飾るのかと思うと、何か政治に対する信頼が揺らぎ、不機嫌になってる自分をどうしようもなかった。