朝日新聞社は1、2日、衆院選に向けた第3回連続世論調査(電話)を実施した。衆院比例区の投票先は自民が20%で引き続きトップを維持しているものの、1週間前に実施した前回第2回調査の23%より減った。民主は15%(前回13%)。日本維新の会は9%(同9%)で変わらなかった。
11月中旬の衆院解散前後の調査からながめてみると、維新はこれまで伸び続けたが、今回は勢いが弱まった。堅調だった自民は今回減らし、民主はほとんど変わっていない。
「答えない・わからない」は41%(同41%)。2009年の衆院選公示直前が27%だったのに比べると、かなり高い。
前回調査で生活は3%、減税は1%だったが、未来は今回6%だった。みんなも6%(同6%)で、共産4%(同3%)、公明4%(同3%)だった。
先週結党された未来に「期待する」は23%で、「期待しない」の62%が大きく上回った。生活や減税などとの合流について「よかった」は17%にとどまり、65%が「そうは思わない」と答えた。未来に「期待する」人でも「よかった」は38%で、「そうは思わない」45%が上回った。
野田内閣の支持率は20%(同18%)、不支持率は59%(同63%)だった。
朝日新聞デジタルの報道である。
私はこの大マスゴミの世論調査の結果は殆ど信用してないと言って良い。何故なら昔より政治誘導調査と言えるくらい捏造に近い。大体調査の基本のランダムプロットが誰にも解からなく、これこそ調査権者の主導で出来るからである。しかし、調査は人間がやるからどうしても、その数値は動かしても、その傾向と流れはそれなりに統計学と確率学になってしまう。それを利用して考えて見ると、何よりも維新の凋落が激しい。これは以前までの橋下徹大阪市長の歯に衣を着せぬ、国民の代弁者だったからであるが、石原前東京都知事と一緒になったあたりからおかしくなってしまった。変に彼を立てたからである。確かに彼は先輩だったろうが、何せカラーが正反対だったからにもかかわらず一緒になってしまった。当然に政策も政治信条もまるで違った。一緒になったお蔭で生来の橋下徹の良さを殺してしまった。先日経済官僚を辞めて橋下ブレーンになった古賀茂明さんが「石原さんと決別を」と苦言を呈したのもそのためだと解釈したい。このままでは当初の思惑通りには行かず、大惨敗を決するは必定だ。もっとも私が言うまでも無く、一緒になった元たちあがれ日本の平沼赳夫さんの方が一番わかっていると思っている。あれほどラブコールを送った石原さんを「内心こんな筈じゃなかった」とある意味後悔をしてるんじゃないのかなと思っていると思う。
未来は、小沢選挙になり、分業選挙が功をそうし、それなりの成果があげられるのではと私は思っている。それはすみ分けである。つまり嘉田党首と飯田代行は都市部、小沢さんは地方の川上から河口への例え通りの選挙だからである。
公明党は、国民が対象と言いながら、何の事は無い、創価学会しか支持者がいないから論外である。不思議なのは、他の政党は十分解かって居ながら何処でも憲法違反のこの政党を追及をしない事である。やはり国会共闘が頭にあるからか。
私はみんなの党が一番私の政策・信条に近い政党であるから頑張って頂きたいものである。