安倍首相の「集団的自衛権の行使」問題は信念もあるだろうが要は嫌われてると思っているオバマ米国への日米強化オベッカと祖父岸信介への遺訓との感傷に過ぎない

 他国を武力で守る集団的自衛権について、政府が閣議決定しようとする案の骨格が分かった。1972年に出された政府見解を根拠に、歴代政権が使えないと禁じてきた憲法解釈を変えて、集団的自衛権の一部を使えるように理屈づけしている。しかし、その理屈は、見解の一部を切り取って読み替えたもので「行使は憲法上許されない」とした結論と論理矛盾をきたしている。
 政府は今回の閣議決定案で、72年に田中内閣が示した「自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛の措置」を認めるという政府見解を根拠にする考えだ。
 政府は今回、この見解が日本の防衛に関係する集団的自衛権の行使は否定していないと解釈。閣議決定案では、この見解を使って「我が国の存立を全うするために必要な自衛のための措置」に限って集団的自衛権を行使できると明記する考えだ。
 安倍晋三首相は9日の参院決算委員会で、この見解に触れ、「この中に個別的自衛権は入るが、集団的自衛権は丸ごと入らないということだった。しかし果たしてそれがすべて入らないのかについて研究している」と語った。
 また、政府関係者によると、集団的自衛権の行使は「自国防衛」に関係することを強調するため、閣議決定とは別に「指針」を設ける。どういう事態が起きたら集団的自衛権を使うかの要件や、使う場合でも「原則として他国の領域には派遣しない」などの歯止めを記すことも検討している。

これ「集団的自衛権、72年見解と結論矛盾 閣議決定案が判明」と題した朝日新聞デジタル 6月10日(火)5時53分の配信記事である。

 人間その風貌を突く事は最低の人間と言われる事は承知しているが、マスメディアに出る度に、あの滑舌で話されると私は虫唾(むしず)が走る。これは唯単に私が彼を嫌いだと言う事ばかりでなく、私の病気がそうさせるのである。少脳出血で倒れた後、常に酒に酔ってる常態なので、脳がふらふらしてる状況なのだ。なのでテレビの音も話す声もその音質やトーンでもそれの聞きにくいものは特に響いて頭が痛くなり、酷い頭痛に悩まされる。私は暇が出来れば国会中継等結構好きで聞いているが、そう言う意味では、安倍首相のあの舌っ足らずな滑舌のしゃべりは、本当に聞きにくく、本当に頭痛が酷くなる。小1時間も聞こうものならとんでもなくなるのである。病気だからしょうがない事は解かっているがどうにもならないのである。それでも最近民主が政権からすべり落ちたからまだ良い。当時の岡田克也さんと安倍晋三自民党総裁との対談を聞こうものならそれこそ頭が割れそうに痛くなる。岡田さんも滑舌が酷い方だからである。そう言う事情なので、安倍さんには悪いが私は聞けないのである。
 話を記事に戻せば、この「集団的自衛権の行使」問題何故急ぐかと言えば、マスコミで言う国民の支持率がある内に長年の懸案事項を早くやっておきたいとの焦りでもあるからであろう。ある意味自民の議員に対する脅しが効くのも、この選挙制度小選挙区制度)のお蔭でもあろう。何かに取りつかれたような安倍首相。そのパワーに自民の議員達圧倒されている。本当に滑稽な様である。