朝日放送の「美術展でチケットの売上金が戻ってこない」報に、あきれて笑うしかない

 朝日放送大阪市福島区)が2011年に主催した美術展「フェルメールからのラブレター展」で、チケットの売上金約4億2000万円が使途不明になっていることがわかった。
  大阪地検特捜部は、朝日放送が売上金の保管業務を委任したイベント運営会社の前社長(45)らから任意で事情を聞くなどして、売上金の流出先を捜査している。
  同展は、11年6月25日~10月16日に京都市美術館で開かれ、期間中、当日券の売り上げは少なくとも計約4億2000万円あった。
  同展関係者らによると、朝日放送は11年5月、売上金の保管業務をイベント運営会社「日本ワーカーズ」(大阪市北区)に委任。保管業務に関する契約書はなかったが、同展終了後に売上金をまとめて朝日放送に渡すことで合意していた。
  ところが、売上金は12年1月の期限になっても大部分が引き渡されず、使途不明になっていることが発覚、翌2月、当時の日本ワーカーズ社長が辞任した。同社側は計約1億9000万円を支払ったが、朝日放送は12年7月、未回収の約2億3000万円の返還を求めて大阪地裁に提訴した。

 
これ「朝日放送フェルメール展、売上金4・2億不明」と題した読売新聞 1月24日(金)9時5分の配信記事である。

 
 笑うしかない。これだけの事をイベント運営会社に任せるのは解かるが、その運営会社の経営状況とその会社の代表者の人柄や社員の教育状況等、把握しないで任せたのではないのか。少なくともこれだけのイベント、自社の社員を数人見張り役として、終わるまで付けるべきだったと私は思う。しかも、委託契約書も無く、良く任せたものだ。これでは、泥棒に追い銭としか言いようが無い。我々も規模は小さいが、事こう言う事にはシビアになる。弔祝事の受付を、金に困っているものや、ルーズな人間に任せるようなものだからである。実際こう言う事は恥ずかしくて他人に言えるものでは無い筈なのだが、おかしな話ではある。朝日放送の社風が知れるようだ